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製品の安全性
日清製粉グループは、近年大きく揺らいだ消費者の「食品の安全性」に対する信頼を回復すべく、「消費者の視点から品質を保証する」を品質保証の合い言葉に掲げ、これからも真摯な取り組みを進めていきます。
新たな品質保証体制の確立
株式会社日清製粉グループ本社
取締役R&D・品質管理本部長
日清製粉グループでは、これまでも品質保証体制については、食品企業の最も重要な責務としてさまざまな角度から取り組んできました。しかしながら、食品の安全性に対する消費者の関心や意識はかつてないほどに高まっており、日清製粉グループにおいても、社会の尺度に合わせた体制づくりが必要となっています。
そこで、昨年4月から新たな品質保証体制の確立を目指し、「消費者の視点から品質を保証する」という考え方を基本とした新たな品質保証責任者制度を導入しました。
第一に、これまで、顧客・取引先をも含めていた「消費者」の定義を、最終的に日清製粉グループの商品を口にされる「最終消費者」として明確化しました。
第二に、生産・出荷される商品にとどまらず、製品開発・製品設計・生産・保管・流通のすべての段階における行為についても、「消費者の視点から品質を保証する」基本姿勢で良否を判断します。
さらに、グループ各社ごとに品質保証責任者を任命しました。品質保証責任者は、「消費者の視点から品質を保証する」という基本認識に基づき、製品の出荷判定や商品開発から流通にいたるすべての段階における行為について、その行為の是非を判定する権限と責任を持ちます。また、グループ各社の本社、事業場で基本姿勢の維持向上のため、啓発活動を行っています。
すでにこの取り組みを開始してから1年が経過しましたが、新たな品質保証体制が機能して製品安全に対する予防保全が進み、効果も表れてきています。これらの状況については社内および社外の専門家による監査で確認されています。
今後はこの取り組みをさらに強化し、より安全な商品をより安心してお客さまにお届けできる体制とし、食品の安全確保というきわめて重要な社会的要求に応えていきます。
2003年7月
製品安全についての基本方針
2000年10月には、1996年に制定し運用していた「製品安全管理規程」を見直し、社会の流れも組み入れて製品安全についての基本方針を改訂しました。この規程はグループ会社とグループ本社の子会社に適用され、さらに詳細な事項については、必要に応じて本規程に則って制定することになっています。また、グループ本社とグループ会社は、この規程の遵守のため、子会社を指導・監督しなければならないと規定しています。
品質保証責任者の行動憲章
私たちは、日清製粉グループの社是『信』と『時代への適合』のもと、消費者の視点からの品質保証を第一とし、常に時代に適合した品質保証体制を確立して、これを実践する。
製品安全基本方針
グループ本社及びグループ会社の社是として掲げられる「信」と「時代への適合」の精神に則り、グループ会社及びグループ本社の子会社が製造し、或いは取り扱う製・商品の製造等にあたっては、その安全性の確保・保証を最優先とする。このため、食品衛生法ならびに関連法規、業界基準を遵守することは勿論、組織的な製品安全管理を行うことによって顧客の安全を第一とし、顧客がより一層安心できる品質を目指す。
PL監査
日清製粉グループの商品について、それぞれの品質設計から製造、品質管理を経て出荷されるまでの各段階で実施される製品安全対策の適合状況についてPL監査を実施しています。このPL監査により、消費者の視点に立った品質保証に基づいて製品安全を確保しています。PL監査は、グループ本社だけではなく、グループ会社の品質保証担当部署でも実施しています。
QEセンター
QEセンターでは、グループ会社の包装資材を含む新規原材料や新規商品等の安全性確認審査や審査結果に基づく指導を実施しました。また、PL監査の一環として、既存の原材料や製・商品のモニタリング等を行っています。
また、グループ会社が行う安全性を評価する会議・セイフティレビューに、オブザーバーとして参加しています。
DNA分析による遺伝子組み換えチェック→
製造工程での品質・衛生確保
全社的な規程として食品衛生管理規程があり、食品工場の施設、原材料・製品の保管管理、製造管理、従業員の衛生管理等についての基本的事項が定められています。各グループ会社で実施する製品安全の取り組みについては、PL監査で状況が確認されており、監査の手法はHACCP、ISO9000シリーズ等に基づいています。
また監査の結果、定められた基準に満たない場合は、生産の中止等も行います。改善が必要であると指摘される事項があった場合には、改善状況についても確認する仕組みになっています。
ISO9000シリーズとHACCP
日清製粉グループでは、管理体制と責任・権限を明確にして品質管理を確実に行ってきました。各工場では管理レベル向上のため、国際的な品質マネジメントの規格(ISO9000シリーズ)を満たす仕組みづくりに取り組み、1996年から認証を取得してきました。また、冷凍食品やハム等の製品安全を確保するため、HACCPや総合衛生管理製造過程の仕組みを構築し、登録しました。
日清製粉グループのISO、HACCP取得状況
会社名 取得事業場 規格 取得年月
日清フーズ 館林工場 ISO9001 1999年1月
名古屋工場 ISO9001 1999年7月
マ・マーマカロニ神戸工場 ISO9001 1998年8月
マ・マーマカロニ本社工場 ISO9001
HACCP
1999年10月
2002年2月
タイ日清テクノミック ISO9001 1999年4月
タイ日清製粉 ISO9002
HACCP
HACCP
2000年7月
1998年8月
1999年10月
三幸東大阪工場 ISO9001 2002年4月
メダリオンフーズ ISO9001 2002年5月
大山ハム 総合衛生管理製造過程 1998年11月
日清製粉 神戸工場 ISO9001 1999年6月
鶴見工場 ISO9001 2000年4月
千葉工場 ISO9001 2000年3月
知多工場 ISO9001 2000年4月
東灘工場 ISO9001 2000年5月
筑後工場 ISO9001 2002年3月
鳥栖工場 ISO9001 2002年3月
岡山工場 ISO9001 2002年4月
名古屋工場 ISO9001 2003年4月
坂出工場 ISO9001 2003年4月
日清ファルマ 上田工場 ISO9001 1996年12月
日清ペットフード 鶴見工場 ISO9001 2001年6月
(2003年7月現在)
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