新製品の食品粉体微粉砕機「ブレードミル」新発売

日清製粉グループのプラント・機器メーカーである日清エンジニアリング株式会社(社長 土橋 健夫)は、自社開発した食品粉体微粉砕機「ブレードミル」を5月より新発売し、来る5月14日より東京ビッグサイト(台場・東京国際展示場)にて開催される国際食品工業展に出展いたします。

新発売の、食品粉体微粉砕機「ブレードミル」は、従来ローラーミル・カッターミル・ハンマーミルを始めとする『機械式粉砕機』やジェットミルの様な『気流式粉砕機』では達成できなかった弾性質や繊維質材料の微粉砕が可能となりました。

この粉砕機は、独自の構造を持つ高速回転ブレードと固定ライナーによる強力な空気の高速渦流と空気振動を利用する粉砕機です。被粉砕物は吸引空気流により粉砕機内へ吸引され、高速渦流・空気振動中に導かれます。ここで短時間に強力なせん断力を受けた被粉砕物は瞬時に微粉化されます。

 

また、粉砕品の粒度調節はローター回転数の変更で容易に行うことができ、安定した粒度分布が得られます。用途例としては、特に繊維質を多く含む小麦、ライ麦、乾燥セロリ、乾燥ひじき、果 実種子なと゜の食品粉末の微粉化及び木材・籾殻などの微粉化が可能です。

既に発売しており、弊社が日本での総代理店契約を締結したフランスETIA社の電気加熱「SPIRAJOULE(スパイラジュール)」と、アメリカグレートウエスターン社のふるい装置「インライン型トゥルーバランスシフター」もあわせて『2001国際食品工業展』に出展いたします。

この『2001国際食品工業展』は5月14日〜17日まで4日間、東京ビッグサイトで"食品粉体の防虫・殺菌とHACCP"をテーマとして行われ、約550社が出展します。