日清製粉、館林の小麦粉生産を中止

 日清製粉グループの事業会社である日清製粉株式会社(社長 新倉英隆)と日清フーズ株式会社(社長 長谷川浩嗣)は、それぞれ群馬県館林市の同一敷地内にて製粉工場と食品工場を経営しておりますが、そのうち製粉事業会社である日清製粉株式会社は平成14年12月を以って製粉工場(能力 原料ベース1日当り230トン)を閉鎖することを決定しました。
 製粉業界におきましては、これまでも各社体質強化のため生産体制の整備を進めてきており、当社も高崎、水戸、宇都宮と各工場を順次閉鎖し、生産の集約を行ってまいりました。
 館林工場は製粉工場としては内陸部の小規模工場であり、生産を臨海大型工場の鶴見、千葉に集約することによりコスト競争力の強化を図ってまいります。
 これにより同社の国内製粉工場は、12工場となります。今後も更なる競争力強化のために生産集約を進めていく所存です。
 尚、グループの日清フーズ株式会社館林工場は、同社食品生産の拠点工場として、今後も従来通り生産を続けてまいります。