• ホーム
  • ニュースリリース
  • 2002年6月17日 <新刊ご案内>〜“全てのピッツアはナポリに発す”「ナポリピッツア」を徹底解剖する初めての専門書〜NHK出版新書「至福のナポリピッツア」

<新刊ご案内>
〜“全てのピッツアはナポリに発す”「ナポリピッツア」を徹底解剖する初めての専門書〜
NHK出版新書「至福のナポリピッツア」

日清製粉グループのフレッシュフードサービス(株)が展開する本格的ナポリピッツァの店「パルテノペ」の総料理長である渡辺陽一氏が日本では初めて「ナポリピッツァ」の本をこの度出版いたしました。
長年のイタリア在住経験を生かし、これ以上の詳しいピッツァの本はないという、読み応えタップリの本です。自らイタリア現地で取材した最新のナポリのピッツェリア情報も満載、また、「真のナポリピッツァ協会」の参加店リストも初めてまとめました。
「この本でナポリピッツァ通となり、食べて幸せになってほしい!」という著者の想いがこの一冊に込められています。MANGIAMO LA PIZZA NAPOLETANA !(ナポリピッツァを召し上がれ!)
至福のナポリピッツア 「ピザ」と「ピッツァ」は違う!?
日本でお馴染みの「ピザ」は、本場イタリアの「ピッツァ」とかなり違うということはあまり知られていません。実は日本に初めて入ってきた「ピザ」は、イタリアからの移民と共にアメリカに渡った「ピッツァ」がアメリカ風に発展したもので、「生地」「トッピング」「作り方」「食感」「食べ方」とあらゆる面で本場のものとは異なるのです。
至福のナポリピッツア 17世紀にナポリで生まれた「ピッツア」
本書はナポリを中心に10年間イタリアで料理修行を積み、現在東京でナポリピッツアの店を開く著者が、「ピッツア」のルーツ、作り方、粋な食べ方まで写真・イラスト入りで紹介する一冊です。18世紀に漁師たちが好んで食べた「マリナーラ」や、王妃が食したことでその名がついた「マルゲリータ」など代表的な「ナポリピッツア」の誕生秘話から、長さ1メートルもある「巨大ピッツア」、「甘いピッツア」など日本でまだあまり知られていない現代イタリアのピッツア事情など、「ナポリピッツア」を徹底解剖する初めての専門書です。
至福のナポリピッツア “いい顔”をしているナポリピッツア
ナポリには、「真のナポリピッツア協会」があり、「本物のナポリピッツア」と呼ぶための厳しい条件を授けており、本物のナポリピッツアはふっくらと「額縁」があり“いい顔”をしていると言われています。本書では巻末付録として、「真のナポリピッツア協会」の厳しい条件をクリアしたイタリアと日本の「ピッツェリア」のリストを掲載しており、“いい顔”をしたピッツアに出会える店をチェックすることができます。
〜著者プロフィール〜
渡辺 陽一(わたなべ・よういち)
1961年3月生まれ。ピッツア発祥の地ナポリを中心に南イタリアで十年間、イタリア料理の研究と修行を積む。日清製粉グループのフレッシュフードサービス所属。2000年より「真のナポリピッツア協会」認定の看板を掲げるピッツェリア「パルテノペ」を東京・広尾と恵比寿に開店、総料理長を務める。
■価格 本体680円+税 ■著者 渡辺陽一  ■発行 NHK出版
■仕様 新書版 ■発売日 2002年6月10日