日清製粉グループの日清飼料株式会社(社長 福嶋 宣)は、パーム油由来の植物性油脂を使用した豚用の高エネルギー補給サプリメント「エネル源」を開発、本年7月より発売いたします。
今回当社が開発した「エネル源」は、純植物性油脂を使用したサプリメントで、飼料に配合して与えることにより、夏場の食欲減退によるエネルギー不足を補います。同商品の特長は、パーム油由来の消化性の良い油脂を配合しているため、従来の動物性油脂由来の商品に比べ、エネルギー価値が高い点です。また、消化促進・食欲増進に効果がある梅肉粉末、クエン酸を配合しています。
夏季高温時では、母豚に大きなストレスをもたらし、食下量の低下と同時に「発情遅延」、「胚の損耗」、「受胎率の低下」などの原因となり、種豚を飼育する農家にとっては繁殖成績の低下という深刻な問題を引き起こします。また、高気温によるストレスは肉豚にも、発育不良や肉質低下などの影響を及ぼします。当社では、年々猛暑による影響が深刻化する中、より効率的に豚にエネルギーを補給するサプリメントとして、「エネル源」を開発した次第です。
◆新製品概要
●商品名: |
豚用混合飼料 「エネル源」 |
●原材料: |
植物性油脂、砂糖、クエン酸、梅肉粉末 |
●包装: |
20kg紙袋 |
●特長: |
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パーム油由来の純植物性油脂を使用した豚用のエネルギー補給配合飼料 |
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従来の動物性油脂由来の製品に比べて、短鎖の脂肪酸を多く含み消化性に優れている |
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梅肉粉末・クエン酸・砂糖を配合して嗜好性を高めた |
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消化促進、食欲増進の効果があるクエン酸を配合している |
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●初年度売上目標: |
約1億円 |
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