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  • 2003年5月13日 日清エンジニアリング(株)、国内初のテストラボ導入マトコンジャパン(株)と共同でIBCバルクコンテナシステムを販売

日清エンジニアリング(株)、国内初のテストラボ導入
マトコンジャパン(株)と共同でIBCバルクコンテナシステムを販売

 日清製粉グループのプラント・機器メーカーである日清エンジニアリング(株)(社長:土橋健夫、本社:東京)は、マトコン社(社長:チャールズ リー、本社:イギリス)の日本法人であるマトコンジャパン(株)(社長:牧田 晴義、本社:横浜市)と共同で、日清製粉グループ上福岡研究所群内にマトコン社の粉粒体排出弁及びIBC(中間バルクコンテナ)コンテナシステムのテストラボを設置・導入いたします。この設備は、日本初のコンテインメント(=発塵等の防止策)に対応できるIBCコンテナシステムのテストラボであり、マトコン社としても世界でイギリス本社につぐ二番目の導入設備となります。

日清エンジニアリング(株)は、マトコン社の粉粒体排出弁及びIBCコンテナシステムを、日本の顧客向けに総合的なプラントシステムにまとめあげ販売するという専属エンジニアリング契約を結んでおりますが、今回稼動するマトコン社粉粒体排出弁とIBCコンテナシステムの最大の特長は、粉粒体バルクを自動的に密閉充填することが可能な為、クリーンルーム等で環境を維持でき、特に医薬関連で製品に接触してはならないケース・粉塵による劣悪作業環境の改善等で威力を発揮する点にあります。また、コンテナから自動的に輸送・混合・計量排出・洗浄・乾燥・トラック輸送が可能になるなど今までにない幅広い分野でシステム構築する際におおきなメリットが期待できます。

今後は、食品・医薬・化粧品業界の顧客を主要ターゲットに想定し、マトコン社のハードウエアに生産管理情報システム等のソフトウェアを加え、立体自動倉庫、自動配合装置、自動計量装置等、安価で合理的且つ効率的な粉粒体トータルシステムを提供していきます。マトコン社製機器を含むプラント販売を通して、初年度6億円、2年目に9億円、3年後には12億円の売上げを目指します。

なお、システムの優位性をアピールするため、これらの関連機器は、2003年5月14日(水)〜16日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される第16回インターフェックスジャパンに出展されます。