| 日清製粉グループのプラント・機器メーカーである日清エンジニアリング株式会社(社長 渡邊 陽寛)は、小麦粉やミックス粉、澱粉などの食品粉体を原料として使用する食品加工メーカー向けに、食品粉体を空気輸送する各製造工程で虫や異物混入防止ができるインライントゥルーバランスシフターの新型『ライト』を、2003年10月より、販売開始いたします。
インラインシフター『ライト』は、従来機より、設置スペース、メンテナンス性(シフター交換)、価格の面で大幅に向上させました。食品粉体に混在した虫や異物を30メッシュの篩網で除去するふるい装置「インラインシフター」のメーカーである米国グレートウェスターン社と共同で小型機の開発に成功しました。
この製品の特長は、空気輸送配管中にインラインで設置することが可能で、製品混錬ミキサー送りや製品出荷空気輸送ライン、包装機送りライン等の重要な管理ポイントで異物を除去することができます。緩やかな旋動による特長ある篩い方式を採用し、異物の破損による製品への混入がありません。
分解清掃・点検が容易で、米国製パン業衛生標準委員会BISSCの規格認証を取得しております。
一方、最近、食品と直接触れる機械単体や製造室内に虫が発生したとき、薬品燻蒸を用いない安全なケミカルフリー害虫駆除のニーズが高まっており、それに対する対策が求められています。今回、日清エンジニアリングでは、熱風により駆虫できる小型ヒーターを新たに開発し、そのレンタルを2003年11月より開始します。
熱風駆虫は、薬品を使わず、熱風で卵から成虫まで駆除する方法で、周囲温度55℃-60℃で4-24時間維持することで、全ての段階の虫(卵、幼虫、さなぎ、成虫)の駆除ができます。薬を使用しないため、環境・人にやさしく、一度駆除すれば、その後の防虫管理をすることで、虫の発生を防ぎます。また、人目に見えるところに出てきて死ぬことから、成虫の駆虫状況が目で見てわかります。
これらの機械は、大阪市のインテックス大阪で2003年10月21日から24日まで開催される「粉体工業展・大阪2003」(日本粉体工業技術協会主催)に出展、また、インラインシフター・ライトの販売目標は発売開始1年間で40セットを予定しています。
■各製品の特長
*「インラインシフター・ライト」
空気輸送ライン中に配置できるふるい装置。最大8トン/毎時(5段、強力小麦粉ベース)の処理が可能。篩網1段が軽く(10kg・直径600mm)、1人で篩網の交換が可能。設置スペースが節約でき(従来比
約35%)、よりお求め安い価格になりました。一体式パッキンでパッキンの交換も楽。ラウンドシーブ型と比較し緩やかな旋廻運動のみで篩っているため、モーター容量が小さくなっています。インラインシフターとして最も重要な用件である、異物の連続排出、網面に機械圧・空気圧のかからない構造を達成しています。また段数を増やすことで、簡単に能力アップ可能。 |