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  • 2003年11月17日 〜今年も男子と女子が激戦!!〜第34回全国高校生料理コンクールの受賞者決定11月15日(土)KKRホテル東京で表彰式

〜今年も男子と女子が激戦!!〜
第34回全国高校生料理コンクールの受賞者決定
11月15日(土)KKRホテル東京で表彰式

全国の高校生が考えた郷土の食材を生かした小麦粉料理のレシピを募集した高等学校家庭クラブ連盟主催の「第34回FHJ-日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」で、4,228点の応募の中から、最優秀賞や優秀賞をはじめ、アイデア賞など10作品を選出いたしました。最終審査は、書類審査を通過した11作品を実際に再現し、審査員の試食審査によって各賞を決定いたしました。

氏名 県名 学校名 学年 性別 料理タイトル
菅原 千衣 福島 県立平商業 3 メピロール〜鰻巻になりたくて 最優秀賞
藤川 瑛二 三重 県立相可 2 うどんの真薯 コチジャン仕立て 優秀賞
櫛山 樹里 熊本 県立水俣 2 あん太刀野(あんたちや) 優秀賞
伊藤 亜妃 岩手 県立藤沢 3 二色はっとうの小倉がけ 日清製粉
グループ賞
北見 達哉 茨城 県立水戸第一 2 フルカルシウムおやき FHJ賞
橋本 小枝 岡山 県立津山東 3 郷土の3色おやき アイデア賞
玉水 正人 三重 県立相可 2 モロヘイヤクリームソースのフェットチーネ アイデア賞
真柴 拓哉 東京 都立国立 2 〜揚げ豆腐おやき〜 アイデア賞
森野 記世
八木 千尋
福井 県立三国 2 トマト皮のかぼちゃ肉まん アイデア賞
青木 奈津美 茨城 県立水戸第三 1 かぼちゃんの野菜あんかけ アイデア賞
*FHJは全国高等学校家庭クラブ連盟の略

今回のコンクールでは、「郷土の食材を現代に生かして〜身近にある食材と小麦粉を使った団らんの一品〜」をテーマに公募したところ、福島県特産の小魚「目光(めひかり)」をから揚げにしクレープで巻き上げた「メピロール」、伊勢うどんをすりつぶして真薯にアレンジした「うどんの真薯」など、郷土の食材を使って、高校生らしく創意工夫を凝らした新しい小麦粉料理のレシピが多数集まりました。

この「全国高校生料理コンクール」は、全国高等学校家庭クラブ連盟主催・日清製粉グループ協賛で年1回開催しており、34回目を迎える今年は、全国から4,228点の応募があり、中でも男子の応募が昨年より2%増加し、上位10位の中で優秀賞・FHJ賞などに4人の男子生徒が入賞するなど、家庭科男女共修の成果が見える結果となりました。
 大半の高校生は、このコンクール応募のため、父母や祖父母に相談しながら作品に取り組んでいるケースが多く、料理を通した家庭内のコミュニケーションを図れる点や料理に対して新たな興味を抱かせる機会として、参加者や教育関係者等から大変好評を得ております。日清製粉グループは、社会貢献活動の一環として同コンクールに毎年協賛しています。
 なお、本年11月15日(土)に、KKRホテル東京(千代田区)で行われる表彰式には、上位受賞者5名と指導教諭が参加し、自慢の入賞メニューを紹介いたします。

尚、入賞作品については日清製粉グループのホームページでも紹介します。
URL:http://www.nisshin.com (11/20以降)

概要

応募数: 4,228作品(応募学校数は148校)
*男女比は、男子23%、女子77%
審査員:
河野 文子 (文部科学省初等中等教育局主任視学官)
石井 麻恵 (東京都立桐ヶ丘高等学校教諭)
田村 誠 (財団法人ベーターホーム協会理事長)
安原 安代 (女子栄養大学教授)
伊藤 健夫 (株式会社日清製粉グループ本社 常務取締役)
賞:
最優秀賞 デジタルカメラ 1名
優秀賞 CDギフト券 2名
FHJ賞 お菓子作り道具セット 1名
日清製粉グループ賞 パスタ用茹で鍋+パスタセット等 1名
アイデア賞 お菓子の本3冊セット 5名
表彰式: 平成15年11月15日(土)午前10時〜
KKRホテル東京(千代田区大手町1-4-1) 朱鷺の間
TEL 03-3287-2932
主 催: 全国高等学校家庭クラブ連盟 (FHJ)
協 賛: 日清製粉グループ
応募数: 4,228作品(応募学校数は148校)
*男女比は、男子23%、女子77%
審査員:
河野 文子 (文部科学省初等中等教育局主任視学官)
石井 麻恵 (東京都立桐ヶ丘高等学校教諭)
田村 誠 (財団法人ベーターホーム協会理事長)
安原 安代 (女子栄養大学教授)
伊藤 健夫 (株式会社日清製粉グループ本社 常務取締役)
賞:
最優秀賞 デジタルカメラ 1名
優秀賞 CDギフト券 2名
FHJ賞 お菓子作り道具セット 1名
日清製粉グループ賞 パスタ用茹で鍋+パスタセット等 1名
アイデア賞 お菓子の本3冊セット 5名
表彰式: 平成15年11月15日(土)午前10時〜
KKRホテル東京(千代田区大手町1-4-1) 朱鷺の間
TEL 03-3287-2932
主 催: 全国高等学校家庭クラブ連盟 (FHJ)
協 賛: 日清製粉グループ
◆同コンクールに関するお問い合わせ先:
株式会社日清製粉グループ本社総務本部広報グループ 担当:羽澄(はずみ)
東京都千代田区神田錦町1-25 TEL: 03-5282-6653
◆受賞生徒のご取材に関するお問い合わせ先:
全国高等学校家庭クラブ連盟「全国高校生料理コンクール」担当:空
TEL: 03-3370-6321
◆各賞の講評
【最優秀賞】福島県立平商業高等学校 3年 菅原千衣さん
●メピロール〜鰻巻になりたくて
福島県特産の魚「目光(めひかり)」をから揚げにし、梅肉ペーストやしそと一緒にクレープで巻いて仕上げ、郷土料理と洋食を見事に融合させた一品。サクサクとした食感の目光のから揚げの食感と、ふんわりしたクレープの食感を絶妙にマッチさせた点や、香りや味付けに梅肉ペーストやしそを使ってアクセントをつけた点など、斬新なアイデアを取り入れながら、見た目・味・食感・栄養の全ての面でバランスに優れた新しい小麦粉料理を考案した点が、今大会のテーマ「郷土の味を現代に生かして」に合致することから最優秀賞に選出された。目光のから揚げを春巻のようにしそとクレープで巻き上げた作品は、見た目にも美しく味もおいしいと審査員が絶賛。
【優秀賞】三重県立相可高等学校 2年 藤川 瑛二君
●うどんの真薯 コチジャン仕立て
伊勢名物の伊勢うどんをすりつぶし、挽肉・とうもろこし・青ネギ・溶き卵と合わせたものを茹で、団子状の真薯に仕上げ、ピリカラのあんを掛けて仕上げた一品。うどんをすりつぶして材料として使うという斬新なアイデアや、うどんを使った和風の料理に、韓国テイストのコチジャンを加えたあんを掛けたり、とうもろこしの食感を加えるなど工夫を施し現代風に仕上げた点が高く評価された。とうもろこしのプチッとした食感やピリカラのたれがうどんの真薯に良く合い、味もおいしいと審査員から大好評だった。
【優秀賞】熊本県立水俣高等学校 2年 櫛山 樹里さん
●あん太刀野(あんたちや)
うどんと太刀魚をそれぞれ別々に油で揚げ、玉ねぎ、人参、ピーマン、もやしを炒めて作った野菜あんとからめて仕上げた一品。うどんを揚げるという斬新な発想と、野菜をたくさん使って栄養価の高いメニューに仕上げた点が、今回のテーマである「家族団らんの一品」に合致するとして優秀賞に選出された。炒めた野菜を鶏がらスープと水溶き片栗粉でまとめることによって、野菜嫌いの人も野菜をたくさん食べられるように工夫している。またうどんを揚げることによって、外側はぱりぱり、中身は柔らかいという独特の食感が楽しめる。
【日清製粉グループ賞】岩手県立藤沢高等学校 3年 伊藤 亜妃さん
●二色はっとうの小倉がけ
岩手名物の小麦粉料理「はっとう」を独自にアレンジし、抹茶やカボチャを加えて“抹茶味のはっとう”・“かぼちゃ味のはっとう”の2種類のはっとうを作り、あずき・牛乳・きな粉をかけて仕上げた和風デザート。通常は白いはっとうに、抹茶やかぼちゃを混ぜて仕上げることによって、それぞれ深緑や黄色の色鮮やかなはっとうに仕上げ、見た目にもよく、栄養価も高く味も美味しく仕上げた点が評価された。
【FHJ賞】茨城県立水戸第一高等学校 2年 北見 達哉君
●フルカルシウムおやき
茨城の伝統料理である「おやき」を独自にアレンジし、人参やごぼうなど栄養価の高い野菜や納豆を使って具沢山に仕上げ、電子レンジで焼き上げた一品。中身の具材に、人参・ごぼう・切干大根・豚肉に納豆を加え、隠し味にみそと梅干を使って仕上げ、栄養豊富で味も美味しく仕上げた点や、伝統料理である「おやき」を電子レンジで手軽に作れるレシピを考案した点が高く評価された。納豆は火を通すことによって臭みをなくし、納豆が苦手な人にも食べられるように工夫している。