静岡県立大学での寄附講座の開設について
静岡県知事より感謝状の授与

(株)日清製粉グループ本社(社長:長谷川 浩嗣)は、グループの健康食品事業会社である日清ファルマ(株)(社長:中村 勝)と共に、本年10月1日より静岡県立大学(学長:西垣 克)に5年間の予定で寄附講座を開設し、県立大学での教育研究活動の充実に貢献したことについて、石川嘉延静岡県知事より感謝状を授与されました。
 今回の寄附講座は、静岡県立大学としては企業からの寄附金で設立した、初めての研究組織となり、それを評価され、10月19日に静岡県庁で行なわれた贈呈式に日清製粉グループを代表して日清ファルマ(株)の中村勝社長が出席、中村社長から石川知事に寄附目録を贈呈し、石川知事より感謝状が授与されました。

静岡県立大学から西垣克学長、木苗直秀教授も出席され、石川知事より「静岡県立大学は今まで研究や実績を重ねてきました。今回の共同研究で期待に添える成果が出ると思っている。」とのお言葉がありました。

今回開設する寄附講座「日清製粉グループ・高次機能性食品探索講座」(コーディネーター:生活健康科学研究科教授 木苗直秀)では、静岡県立大学大学院の生活健康科学研究科並びに薬学研究科と共同して、以下の4つの研究テーマについて研究する予定です。

 
(1) 食品成分の次世代機能性-抗ストレス・抗疲労・精神活動など-の探索と
   作用機構に関する研究
(2) 新規抽出法を用いた食品機能性成分の探索
(3) 食品や食品成分を活用した粘膜免疫の強化の研究
(4) 食品成分の疾病予防効果と抗ストレス作用

当社グループは、寄附講座の設置に際し5年間で1億2500万円の寄附をするほか、共同研究費として8000万円と研究資材を大学側へ提供する予定です。