AIBの食品安全監査制度で
日清製粉(株)鶴見工場が“SUPERIOR”評価

 日清製粉(株)(社長 中村隆司)の国内最大規模を誇る鶴見工場(日産;2,150トン)においてAIB(American Institute of Baking)が実施しているFood Safety(食品安全)の監査を受審し、「SUPERIOR」の高い評価を受けました。すでに日清製粉(株)の知多工場では2004年1月から製粉業界初の「SUPERIOR」の評価を4年連続で受けており、知多工場に加え鶴見工場でも最上位ランクの評価を受けたことになります。

 この監査制度はアメリカにおいてAIBのFood Safety部が約60年前から実施している歴史ある制度で、食品製造に関する品質管理体制を客観的に評価することで高い権威を持っており、米国だけでも年間11,000食品工場(倉庫を含む)の監査を実施しています。そのうち製パン工場の占める割合は10%程度であることから、製パンに限らず様々な食品分野に波及した監査活動であり、食品工場ごとの安全衛生管理レベルを評価する方法として、社会的に認知されています。2006年現在世界80ヶ国において指導・監査が実施されています。日本では日本パン工業会が導入を推進し、2002年4月より日本パン技術研究所フードセイフティ部が本格的に実施しこの5年間に約580事業所で指導・監査が実施されています。

 日清製粉(株)は、食品業界に求められる品質管理レベルが急速に高まっている状況に鑑み、既に認定を受けたISO22000等に加え第三者評価のシステムとして今回の審査の有用性を評価し、今後も品質管理体制のより一層の強化充実を図るとともに安全な製品をお届けし、お客様に安心していただけるよう努力してまいります。