日清製粉グループの日清製粉株式会社(社長 佐々木明久)は、今般、関西の小麦粉供給拠点である東灘工場(神戸市東灘区)の最新鋭製造設備2ラインの増強を完了致しました。
この新ラインは、最先端技術を駆使し高品質な小麦粉をより効率的に生産するとともに、安全・衛生・環境面にも十分配慮した最新鋭ミルです。これにより東灘工場の小麦挽砕能力は原料ベースで1日当り530トン増強され、合計1560トンの小麦挽砕能力を有する世界でもトップクラスの大型工場となります。
尚、既に2006年春に立体自動倉庫の新設は完了しております。
また、神戸工場は今年8月末に閉鎖致しました。
日清製粉株式会社は、これまでも競争力強化のため大型臨海工場への生産集約を順次進め、既に2002年の鶴見工場Gミル増設により関東エリアにおける生産体制の整備は完了しております。今回の施策により関西エリアにおいても生産体制の集約が完了し、東西の販売拡大体制が整うとともにコスト競争力の更なる強化が実現します。
<概要>
約120億円 | |
原料ベース1日当り 530トン(2ライン) | |
原料ベース1日当り 1560トン(5ライン) | |
約35万袋(1袋=25kg) |