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  • 2008年10月28日 色とりどりの糸と布で描いた温もりのあるファブリックアートの世界日清製粉グループ2009年オリジナルカレンダーを制作

色とりどりの糸と布で描いた温もりのあるファブリックアートの世界
日清製粉グループ2009年オリジナルカレンダーを制作

株式会社日清製粉グループ本社(社長:村上一平)は、色とりどりの糸を使って、温もりのある風景を描いたファブリックアート作家の森麗子氏の作品を採用した日清製粉グループ2009年オリジナルカレンダー「日々をつむいで」を制作致しました。

今回のカレンダーでは“一日一日を大切に、糸をつむぐように、明日へとつなげていきたい”という思いを込め、「日々をつむいで」というタイトルで編集致しました。当社がシンボルマークで使用している「赤いリボンマーク」には、“幸せを包み、お客様との信頼を結ぶリボンでありたい”という意味が込められており、それと、大切に紡いだ糸を一刺し一刺し心を込めて刺しゅうした森氏の作品への思いが一致したことから、今回採用することになりました。

森氏は、スウェーデンのテキスタイルデザイナー、エドナ・マーチン氏に師事しており、絵の具を使うように糸を使い、キャンバスではなく織りの布に感動をつづった、温もりのある作風が特徴です。木、月、鳥といった素朴なモチーフを豊かな色彩感覚と大胆な構図で描いた心象風景は、懐かしく心ひかれる魅力があります。

なお、同カレンダーは、環境に配慮して大豆油インキで印刷しております。また、ヘッダー部分は留め金具を使用せず紙製にしている他、カレンダー部分は1ヶ月毎に半分を切り取ると、翌月の部分が見えるよう工夫しております。

<各月のイラスト内容>

1〜2月: 坂のある町
3〜4月: 緑深く
5〜6月: 森と湖
7〜8月: 煙ほそくたち
9〜10月: 静かに秋が
11〜12月: 風ねむる

<森麗子(もり・れいこ)氏プロフィール>

1921年、静岡県に生まれる。1945年頃より、糸で描くファブリックアート作品の制作を始める。1967年、文化服装学院の手芸科で創作手芸を4年間指導。その後、スウェーデンのテキスタイルデザイナー、エドナ・マーチン氏に師事した。1970年頃から作品を発表し、工房を主宰。作品集を多数出版する傍ら、個展も多数開催している。