日清製粉、コスト競争力強化に向けて北見工場を閉鎖

日清製粉グループの事業会社である日清製粉株式会社(取締役社長:佐々木 明久)は、来年(平成22年)11月末をもって北見工場(北海道北見市 生産能力 原料ベース1日当り120トン)を閉鎖する事を決定いたしました。

製粉事業の環境は大きく変わりつつあり、日清製粉(株)はこれまでも内陸にある小規模工場を順次閉鎖し、コストの低い臨海大型工場への集約を進めてまいりました。

北見工場は主に北海道市場向けの麺用・菓子用小麦粉を生産していますが、規模が小さく生産コストが同社の他の工場に比べ割高となっておりました。この北見工場生産分を同じ北海道内にある函館工場並びに本州の大型工場へ集約することにより、コスト競争力の強化を図ってまいります。

これにより同社の国内製粉工場は10工場となります。今後も更なる競争力強化のために生産集約を進めていく所存です。

尚、同工場の敷地には「北海道小麦センター」を設立し、地元小麦生産者や行政との関係強化を図ってまいります。