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  • 2010年11月22日 〜身近な旬の食材と小麦粉やパスタを使った、高校生のオリジナル料理〜第41回全国高校生料理コンクールの受賞者決定11月20日(土)アルカディア市ヶ谷で表彰式

〜身近な旬の食材と小麦粉やパスタを使った、高校生のオリジナル料理〜
第41回全国高校生料理コンクールの受賞者決定
11月20日(土)アルカディア市ヶ谷で表彰式

全国の高校生が考えた、身近な食材を生かした小麦粉料理のレシピを募集した、全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)主催の「第41回 FHJ−日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」で、4,779点の応募の中から、最優秀賞や優秀賞など11作品が選出されました。最終審査では、書類選考を通過した15作品を実際に再現し、審査員の試食審査によって各賞を決定致しました。

「全国高校生料理コンクール」は、FHJ主催・日清製粉グループ協賛で、年1回開催しており、今年で41回目を迎えます。第1回目からの累計応募は14万点を超えております。

氏名 県名 高校名 学科 学年 性別 料理タイトル
最優秀賞 安部 万里奈 山口 華陵 普通 3 シャキシャキ!れんこんの花ケーキ
優秀賞 田渕 栄佑 徳島 徳島科学技術 電気 2 阿波のモチ・フワヘルシー焼きドーナツ
柄本 森子
奥村 舞
寺嶋 美咲
瀬戸 明嶺
西田 知奈美
福岡 福岡 普通 1・2 グラタルト
日清製粉
グループ賞
秋吉 真奈美 福岡 朝倉光陽 普通 2 つくねぎもち
FHJ賞 河島 優子 千葉 千葉女子 家政 3 さといもポタージュのすいとん
アイデア賞 青木 佳穂 福井 高志 普通 1 レンコンパンケーキ
〜越のルビージャムかけ〜
服部 祐佳 福井 高志 普通 2 越のべジタンブラン
藤井 琢也 鳥取 米子南 家庭 3 鳥取まるごとケーキ
四辻 江未理 福岡 玄洋 普通 1 B級グルメの誕生!?
おきゅうと餃子
野辺田 唯
宮崎 香澄
佐賀 嬉野 総合 3
お豆腐chachaタルト
留学生
特別賞
シャム リザル 群馬 大泉 バイオテク
ノロジー
2 ケプルン

今回のコンクールでは、「家族とかこむ私の自慢料理〜身近な食材と小麦粉やパスタ等を使って作る自慢の一品〜」をテーマに公募したところ、地域の名産品や家で収穫された食材を取り入れながら、高校生らしいネーミングや創意工夫を凝らした小麦粉料理のレシピが数多く集まりました。

学校数では昨年より25校多い204校からの応募があり、昨年より232点多い 4,779点の応募がありました。

家政科はもちろん、理数科、電気科などの男子からの応募も目立ち、作品自体のレベルやレシピの書き方も毎年向上しています。また、レシピに添付する作品の写真も、背景や食器だけでなく、光の当て方や構図を工夫し、おいしさにこだわった写真が増えています。

今年の傾向として、トマトや れんこん、長いもをお菓子に使用する作品や、塩味のケーキが目立ち、トレンドに敏感な高校生という一面が見えました。その他、すだちなど、郷土や地域の特産品を利用したり、郷土料理をアレンジした作品など、自分が暮らしている地域に目を向けた作品も多く見られました。また、ホットケーキミックスなどのミックス粉を使い、手軽においしく作れる作品も目立ちました。

大半の高校生は、このコンクール応募のため、先生や学校の友人だけでなく、父母や祖父母に相談しながら作品に取り組んでいるケースが多く、料理を通して学校内・家庭内のコミュニケーションを図れる点や料理に対して新たな興味を抱かせる機会として、参加者や教育関係者などから大変好評を得ております。日清製粉グループは、社会貢献活動の一環として、同コンクールに毎年協賛しています。

入賞作品については後日、日清製粉グループのホームページでも紹介します。

URL:http://www.nisshin.com/entertainment/highschool/index.html

<記>
●応募数 4,779作品(5,225人/応募学校204校)
※男女比率は、男子20%、女子80%
●審査員 望月 昌代(文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)
安原 安代(女子栄養大学栄養学部教授)
西尾 南美子(一般財団法人ベターホーム協会理事長)
村岡 千賀子(東京都立江北高等学校教諭)
宮内 泰高(株式会社日清製粉グループ本社 代表取締役副社長)
●賞
最優秀賞(1組) 賞状・デジタルカメラ
優秀賞(2組) 賞状・デジタルオーディオプレーヤー
日清製粉グループ賞(1組)  賞状・パスタマシンと小麦粉セット
FHJ賞(1組) 賞状・ベターホーム協会「お菓子作り道具セット」
アイデア賞(5組) 賞状・ベターホーム協会「お料理の本3冊セット」
指導者奨励賞(10名) 図書カード
学校賞(10校) 賞状・盾・日清製粉グループより料理の本
留学生特別賞(1組) 賞状・英語版日本料理の本
●表彰式 2010年11月20日(土)午前9時45分〜
アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北4-2-25) 琴平の間
●主催 全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)
●協賛 日清製粉グループ
【各賞の講評】
<最優秀賞> 山口県立華陵高等学校 普通科 3年 安部 万里奈さん
●シャキシャキ!れんこんの花ケーキ
地元山口県の岩国れんこん、徳佐のりんご、萩の夏みかんマーマレードを使用した、甘酸っぱいケーキ。上から見ると花のように見えるよう、れんこんやりんごの厚みを工夫して飾り付けた。おいしさだけでなく、見た目の美しさ、レシピの正確さが評価された。
<優秀賞> 徳島県立徳島科学技術高等学校 電気科 2年 田渕 栄佑さん
●阿波のモチ・フワヘルシー焼きドーナツ
ホットケーキミックスと絹ごし豆腐に鳴門金時を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いたドーナツ。徳島県の名産品のすだち汁を加えたアイシング(粉砂糖のコーティング)にすだちの皮をトッピングした。生地はホットケーキミックスの甘さと鳴門金時の甘みを生かし、砂糖を加えず、ヘルシーに仕上げた。味の良さ、高校生らしいレシピが評価された。
<優秀賞> 福岡県立福岡高等学校 普通科 1年・2年
柄本 森子さん、奥村 舞さん、寺嶋 美咲さん、瀬戸 明嶺さん、西田 知奈美さん
●グラタルト
黒ごま入りタルトに、福岡特産の辛子明太子を混ぜたご飯とマカロニをのせ、その上に山いも、溶き卵、おくら、チーズを乗せて焼いたタルト。断面に、緑、黄、白、赤、黒色が見えて美しい。ソースにしょうゆやみりんを混ぜて和風の素材との相性を考えた。食感も楽しく、ボリューム満点で栄養バランスが良い点が評価された。
<日清製粉グループ賞> 福岡県立朝倉光陽高等学校 普通科 2年 秋吉 真奈美さん
●つくねぎもち
粗みじん切りとすりおろしにしたれんこんでシャキシャキ感とモチモチ感を出したつくねを、博多の名産品である万能ねぎを混ぜた生地で巻いた。万能ねぎの緑色が美しく、つくねの食感もおもしろい。子どものおやつとしても、大人のおつまみとしても、家族全員で楽しめる作品である点が評価された。
<FHJ賞> 千葉県立千葉女子高等学校 家政科 3年 河島 優子さん
●さといもポタージュのすいとん
桜えび、ごぼうを加えて香りと食感を工夫したすいとんを、さといもと豆乳で作ったポタージュに加えた。ナッツ、パンプキンシード、クコの実を散らし、彩りを良くした。優しい味わいと、レシピの手軽さが評価された。