日清製粉グループが支援している財団法人食生活研究会（理事長：藤巻 正生）では、本年11月15日（火）に、坂本 元子氏、山添 康氏を講師にお招きし、｢食と健康」をテーマとした講演会を開催致します。
1941年に発足した財団法人食生活研究会では、食生活の改善向上を目指して、講演会、研究助成、研究成果の刊行など、様々な活動を続けております。
記
| 日時 | ： | 2011年11月15日（火） 14：00〜16：50 | |||||
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| 場所 | ： | 社団法人クラブ関東（定員150名） 東京都千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビルヂング19階 電話 03-5221-8955（代表） |
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| 参加料 | ： | 無料 | |||||
≪食生活研究会の概要≫
1941年（昭和16年）、日清製粉株式会社の創始者・正田貞一郎は、会社の拠出金100万円を基金とし、学会の権威者である鈴木梅太郎、坂口謹一郎、水島三一郎各教授らと共に、農産物に関する科学的研究促進のため、財団法人農産化学研究会を設立しました。
戦後、食生活の変容に伴い、目的を「食糧の構成並びに食生活に関する科学的研究を行い、国民の食生活の改善向上に寄与する」とし、名称も「財団法人食生活研究会」と改称しました。歴代の理事長は、正田貞一郎、渋沢敬三、山際正道、正田英三郎の諸氏であり、現在は藤巻正生氏がその任に当たっています。
≪講師プロフィール≫
坂本 元子 氏
和洋女子大学学長
昭和9年（1934年）生まれ。昭和32年熊本県立熊本女子大学家政学部卒業後、昭和37年米国コロンビア大学大学院修士課程公衆衛生医学管理学研究科栄養学を専攻。昭和38年和洋女子大学講師。昭和44年同大学助教授。昭和49年医学博士号授与（東京大学）。昭和50年同大学教授。その間、昭和43-44年、カリフォルニア大（バークレイ校）人間栄養学科研修。昭和54-55年国連大学フェローとして中央アメリカ・パナマ栄養研究所（栄養と免疫の研究従事）。平成10年和洋女子大学家政学部長。平成12年同大学大学院総合生活研究科科長。平成17年同大学副学長兼教授。平成20年より現職。
昭和63年日本栄養改善学会賞受賞。平成9年日本栄養食糧学会賞受賞。平成21年日本栄養食糧学会功労賞受賞。平成22年保健文化賞受賞。
主な著書：
「栄養指導総論各論」、「栄養情報の統計解析」、「免疫と栄養」、「バイオフィラキシー−栄養と生体防衛−」、「世界の食事指針の動向」、「栄養教育論」、ほか多数。
山添 康 氏
東北大学大学院薬学研究科教授（薬物動態学）
昭和24年（1949年）生まれ。昭和46年大阪大学薬学部卒業。昭和48年大阪大学大学院薬学研究科修士課程修了。昭和48年藤沢薬品工業入社中央研究所勤務。昭和52年藤沢薬品工業退社。昭和52年慶應義塾大学助手（医学部薬理学）。昭和56年薬学博士（大阪大学）。昭和58-60年米国FDA，National Center For Toxicological ResearchにVisiting scientistとして国外出張。昭和61年慶應義塾大学専任講師（医学部薬理学）。平成2年慶應義塾大学助教授（医学部薬理学）。平成6年東北大学教授（薬学部衛生化学）。平成11年より現職。
昭和62年日本癌学会奨励賞受賞。昭和63年日本環境変異原学会奨励賞受賞。平成2年日本薬物動態学会奨励賞受賞。平成4年日本薬学会奨励賞受賞。平成13年日本薬物動態学会学会賞受賞。平成16年望月喜多司記念賞学術賞受賞。
主な著書：
「薬物代謝学 −医学薬学・医薬品開発の基礎として」、「衛生薬学新論」、ほか多数。