近畿
そばめし
そばめし
細かく刻んだ焼きそば。よくよく見るとその中には、なんとごはんが混ざっているではありませんか。この「そばめし」なる食べ物に遭遇し、初めはびっくりした方も多いのではないでしょうか。おそるおそる口に運んでみると、意外なマッチングに、またびっくり!
そばめしの歴史は意外と古く、その発祥は昭和30年代頃の神戸市長田区と言われます。“靴の街”として知られる長田区には工場が多く、そこで働く工員がお好み焼き屋で焼きそばを注文、持参していた弁当のごはんといっしょに炒めてもらったのが始まりと言われています。これが裏メニューとしてじわじわと浸透していったようです。神戸を中心にいくつかのお店でメニューとして定着してからも全国的に知られることはありませんでした。しかし1995年、阪神淡路大震災の復興のニュースで、そばめしが紹介されたのをきっかけに、徐々に知られるようになっていきます。2000年頃、冷凍食品が登場してからは、完全に全国区になったと言っていいでしょう。
肉や野菜、切ったそばを炒め、そこにごはんを加え、ソース味で仕上げます。どろっとしたピリ辛のソースを使うのが神戸流。半熟に炒めた卵をのっける「オムそばめし」も人気です。
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