小麦の需給の動向
小麦の国際価格は、在庫率の低下や需要が増えてきたことで、昨年から上昇しています。特にパン用に使用する春小麦は大変厳しい在庫状況になっており、期近での量の確保すら心配される状況となっています。
小麦の国際価格は、在庫率の低下や需要が増えてきたことで、昨年から上昇しています。特にパン用に使用する春小麦は大変厳しい在庫状況になっており、期近での量の確保すら心配される状況となっています。
2006年、2007年のオーストラリアの大干ばつなどにより、小麦の価格は急騰を続けています。加えて、世界的な穀物需要の増加で、2007年、アメリカの小麦の在庫は60年ぶりの低水準となりました。
なお、秋口にまいて春に収穫するものを冬小麦、春先にまいて秋に収穫するものを春小麦と言います。
穀物製品の消費者物価指数をみると、日本は横ばい、または低下していますが、諸外国では上昇が続いています。このグラフにはありませんが、中国やインドでの需要が顕著に高まっています。
SBS(Simultaneous Buy and Sell)制度とは、あらかじめ、売り手(輸入業者)と買い手(製粉会社)が結びつき、連名によって政府との間で売買同時契約を結ぶ方式です。価格変動幅の制限はありません。
以前は、米と飼料用麦の一部でこの方式が導入されていましたが、2007年から「カナダ産アンバー・デュラム小麦」と「オーストラリア産プライム・ハード」の2銘柄で採用されています。