シェフが教える「とっておきの南イタリア」

日本でも数少ない、ナポリピッツァ協会認定の店「パルテノペ」をプロデュースした渡辺総料理長が、
南イタリアの魅力について、さまざま切り口で紹介するページです。


4.これがパスタマシン!?
楽器のような道具、実はパスタマシンです。この道具は表と裏で2種類のパスタを作ることができます。

のばした生地を弦の間隔の広いほうにのせて切ると、ご存知の幅広麺「タリアテッレ」になり、狭いほうを使うと、切り口が日本そばのように四角い「キッターラ」という名のアブルッツォ地方のパスタになります。

「パルテノペ」では「鴨のラグー和え・自家製タリアテッレ」をお出ししています。ぜひ1度お試し下さい。
パルテノペ店舗紹介

6.ニョッキはこれで
洗濯板(といっても、若い方はご存知ないかも!?)のように見えますが、実は手のひらに収まるくらい小さなもの。

ニョッキをこの上でころがして、筋をつけるのです。もっと大袈裟な道具を想像していた方も多いかもしれませんね(笑)。

ローマの人々のニョッキ好きは有名で、「木曜日にはニョッキを」といわれているほど。

「パルテノペ」では「じゃがいものニョッキ ソレント風・トマトソースとモッツァレラチーズ和え」をお出ししています。
パルテノペ店舗紹介
5.カラブリアの唐辛子入れ
陶器の人形のようにみえますが、中にはカラブリア州名産の唐辛子が入っています。
イタリア半島をブーツに例えると、つま先に当たるカラブリア州はギリシャ人、アラブ人など、多くの異民族が移り住んできた歴史があるので、この女性の風貌もどこかエキゾティックな感じがします。
この唐辛子入れは、唐辛子の保存容器であり、食卓では唐辛子サーバーとして使え、しかもインテリアとしてもかわいいという優れものです。

カラブリア州では、生のしらすを唐辛子のペーストと塩に漬け込んだ、激辛調味料(MUSTICA:ムスティカ)が有名です。ひとなめしただけで、鼻の頭に汗が浮いてきそうなくらいの辛さといえば、想像がつくでしょうか?ソースの味つけに使ったり、ブルスケッタに薄くぬったり、少量をパスタに和えたりします。

7.イタリアのめん棒
写真ではわかりにくいのですが、イタリアのめん棒(MATTERELLO)は太くて重い。大きいものになると、1mくらいのものもあります。
その重さをいかしてのばすので、厚みが均等な生地が手早くでき上がります。持ち手が回らないので、使い勝手がいいのも優れた特徴です。


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