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----- ずばり、イタリア料理の特徴というと何でしょうか? |
| 渡辺: |
イタリア料理というと、やはり素材をいかに活かすか、ということに尽きるんじゃないでしょうか。ソースなどで変に小細工するのではなくて…。 |
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| 片岡: |
そうですね。やっぱり“シンプルに素材の持ち味を活かす”というのがイタリア料理の最も大きな特徴といえるでしょう。ソースや味つけが大切じゃないというわけではないんですが、それ以上に、素材がもともと持っているおいしさをいかにして引き出すかというのが重要なポイントです。
だから、そのために何よりも素材の「旬」を大切にする。そして、必要以上にいじらない。
実はこれは日本料理の考え方ととても似ているんです。 |
| 渡辺: |
なるほど。日本でイタリア料理がこれだけ人気があるのは、そういう点が似ているからかもしれませんね。 |
| 片岡: |
そうですね。そして、逆にイタリアにも日本の食文化の影響がいろいろあります。
イタリアで生魚のカルパッチョが登場したのは1980年代になってから。日本の刺身の文化が影響しています。
また、マルケージ(※)が冷製パスタを考案したのは、日本に来て蕎麦をすごく気に入ったからです。 |
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| 渡辺: |
最近でもイタリアへ修業に行っている日本のコックさんが、日本の調理方法や食文化をいろいろ伝えていますよね。
たとえば、野菜のゆで方。パスタはアルデンテにゆでるので意外かもしれませんが、野菜はしっかりとくたくたになるまでゆでるのがイタリアのやり方でした。しかし最近はコリコリした食感を楽しむようなゆで方も出てきた。これは、ゆでたあと氷水に取る日本の調理方法を取り入れたんだと思います。 |
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| 片岡: |
イタリアに限らず、今、日本の食文化はヨーロッパにとても大きな影響を及ぼしていますね。このような料理のグローバル化はこれからもどんどん進むでしょう。 |