| 渡辺: |
今日はなんばパークス内の山根さんのお店、ピッツェリア「スッド ポンテベッキオ」でお話をお伺いします。どうぞよろしくお願いします。 |
| 山根: |
こちらこそ、よろしくお願いします。 |
| 渡辺: |
ピッツァのお店というのは山根さんの展開の中ではちょっと異質かなと思ったのですが、いかがですか? |
| 山根: |
いやいや、とても大きな存在ですよ。ピッツァはずっと昔からやりたかったんです。 |
| 渡辺: |
山根さんの料理に対する私の印象としては、「ポンテベッキオ」の成功ぶりからか、リストランテというイメージが強かったんですけど、いつ頃からピッツェリアをやろうと思いはじめたんですか? |
| 山根: |
前菜風に小さなピッツァやカルツォーネみたいに包んで焼いた料理は以前からつくっていたんですが、本気でやろうと考えのはわりと最近です。やるならそれなりの覚悟をもって、窯を入れて本格的にやりたかったので今まであえて封印していたんですよ。 |
| 渡辺: |
なるほど。ずっと本格的なピッツェリアをやりたいと思っていたところに、なんばパークスへの出店の話がきたということですね? |
| 山根: |
そうなんです。なんばパークスの話を聞いたときに、これはピッツァしかないと思いました。こんな絶好なロケーションはほかにないですから。 |
| 渡辺: |
本当にそうですね。 |
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| 山根: |
うちのスタッフは当然イタリア料理について広くいろいろなことを学びたいと思っています。その中でピッツァに関してはこれまでなかなか経験させてあげることができなかったので、これは我々スタッフにとってもとても良い機会でした。イタリア料理をやる人で“粉”を使うのが嫌いだという人はいないですから。みんなパスタをつくってみたいし、ピッツァもつくってみたいんですよね。
本音で言うと、まずパスタとかピッツァをちゃんとつくれないとだめだと思うんです。ピッツァでいえばマルゲリータ、パスタでいればポモドーロ的なもので人々の印象に残るぐらい美味しいものがつくれないのに、皆があまり知らないような素材の料理をつくったからといってそれが何なんだろうと思います。
トリフやキャビアを使った料理をやらしたら上手いけど、ポモドーロ(トマト)の料理をやらしたら全然下手というんじゃ嫌ですよね。 |