教えて渡辺シェフ!
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料理の味付けや調味料について
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Q 食欲の秋ですが、イタリアでも秋刀魚や松茸や栗などが旬の味覚として食べられているのですか?
それら旬の食材の美味しい調理方法があれば教えてください。
Aイタリアに秋刀魚はいませんが、似たような青魚でスパゲティのソースを作ります。三枚に卸した魚の身をガーリックオイルで炒めて、オレガノなどで香をつけます。松茸はポルチーニ茸を参考にすれば良いでしょう。リゾットやパスタソースに使用します。栗の利用法としてはやはりモンブランでしょう。例外的に煮込み料理に加える事もあります。
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Q 私は辛党なのでよくパスタにタバスコをかけるのですが、イタリアにもタバスコはありますか?
もしないのであれば、それに代わる辛味調味料について教えて下さい。
Aタバスコは、アメリカ人がもたらした文化としてイタリアにもあります。ただし、基本的にイタリア人は使いません。
それに代わる辛味調味料として、オーリオ・サントと呼ばれる唐辛子のオリーブ油漬けを使用したり、唐辛子をみじん切りしたものをかけたりして辛さを調節します。
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Q 日本では家庭でドレッシングを作り置いたりしますが、イタリアの場合はサラダを食べる直前にオリーブオイルをかけたりするだけ?
Aはい。北タイタリア南もドレッシングは作りません。
ワインビネガーとオリーブオイルをたっぷりかけて食べることが一般的です。
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Q これまで、肉にも魚にも下味に「塩、こしょう」、味の仕上げにも「塩、こしょう」と、まるでペアのように使ってきましたが、渡辺シェフのお料理はこしょうを使わないものが多いように思います。
イタリア料理では塩とこしょうはペアでは使わないのでしょうか?
A当たり前のようにセットで使う人もいますが、基本的には必要な時だけ使う、すなわち、こしょうの香りが調理に必要な場合だけかけるのが普通です。
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Q オリーブオイルにはエクストラバージンオリーブオイルやピュアオリーブオイルなどいろいろな種類がありますが、どれを購入したらいいのかいつも迷ってしまいます。
A種類としては、次の3種類があります。
(1)バージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイルを含む)
(2)精製オリーブオイル
(3)ピュアオリーブ

一般的なのは(1)と(3)です。
(1)は生食用すなわちサラダから料理の仕上げ用までオールマイティーなものです。ノンコレステロールで健康にも良いことで知られています。
(2)と(3)は一般的に加熱用として使います。健康面を考えれば、常に(1)のエクストラバージンオイルを使用するのが望ましく、オリーブ特有の香りも楽しめます。
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Q バルサミコ酢がなかなか使いきれず、困っています。
Aドライトマト、乾燥ポルチーニ、バルサミコ酢。買ってみた、もしくはお土産にもらったけれど、使わず仕舞いになっている、三大イタリア食材なのではないでしょうか?なかでもバルサミコ酢は、近くのスーパーで買えるほど身近になったので、常備してあるご家庭も多いはず。まずは、サラダやカルパッチョに使ってみるのだけれど、いまひとつパッとしないという方が多いのでは?日本人の舌に刷り込まれた酢の感覚で、バルサミコ酢を使うと、酸味が足りないし、甘ったるいから、酢の代用では、バルサミコ酢は使いこなしにくい。

一番のおすすめはソースに使うこと。高級なバルサミコ酢は、エクストラバージンオリーブオイル同様、決して火を入れませんが、安いバルサミコ酢は火を入れた方が、酸味がとんでやわらくなり、独特の甘味もいいコクになります。トマト煮など、味の強い料理には適しませんが、白身魚のムニエル、ホタテのワイン蒸し、ポークソテーなど、白い仕上がりの料理にはぴったりです。料理の仕上げにバルサミコ酢を入れて、軽く火を通しながら、魚や肉にからめるだけで、これまでとはひと味違ったおいしさに出会えます。まずは、ステーキをはじめ肉のソテーに、ひとふりしてみてください!
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