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1969年東京都生まれ。立教大学経済学部卒業。フジテレビ・アナウンス室に入局し、「カルトQ」「ど〜なってるの?!」「プロ野球ニュース」などでアナウンサーとして活躍。1999年フジテレビを退社し、その後はフリー・アナウンサーに。2001年フランス人と結婚したことを機に、生活の拠点をパリに移す。2004年4月に女児を出産。FRaUに連載した『エリコロワイヤル Paris Guide』(講談社)を2003年に出版。
2006年3月16日には、新刊『エリコ・パリ・スタイル』(マガジンハウス)を出版。
公式ホームページ
http://www.eriko-nakamura.com |
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「まったく〜江里子とフランスに行くと、パンしか食べさせてくれないのよ!」
母は「お嬢さんと一緒に旅行だなんてすてきね」という友人達に、ちょっと不満そうに、でも笑いながら答えるのです。これは事実。私はパンが大好きなのです。
初めてフランスを訪れたのは10年以上前。旅の目的は、そう美味しいパンを食べることでした。フランスといえば美しい物が沢山あり、食事もショッピングもとても魅力的。
でも、私の目的はパンだったのです。
子供の頃から母に「ねえ、日曜日の朝は、大きなカゴに色々な種類のパンを盛り合わせて、パンづくしの朝食にしようよ!」と提案をしていましたが、明治生まれの曾祖母、大正生まれの祖母、両親、私達兄弟の四世代同居の我が家では、叶わぬ夢だったのです。
フランスはパンが美味しいと聞き、それならば、その味を確かめてみなければとやってきたパリ。朝から晩まで、通りにも漂っている焼きたてのパンの香りに、顔は一日中ほころんでいました。
パンがきっかけで大好きになったフランス・パリに今は住んでいます。毎朝、焼きたてのバゲット、クロワッサン、パン・オ・ショコラを食べるときの幸せといったら…。パリのバケット(日本でいうフランスパン)は、実は重さが250gと決められているんですよ。お店によって、長さや太さに違いがあるものの一律250g。そして、私はフランスの中でも、パリのパンが一番美味しいと思っています。
きっと、小麦粉と水、そして、この乾燥した空気との相性がよいのでしょう。
日本と違い、パン、特にバケットは一日経つとかなり固くなります。固くなったバケットは切ってトーストにしたり、パン・ぺルデュ(フレンチトースト)にしたり。そうでなければ、潔く捨ててしまいます。何て勿体ないことをと当初は思いましたが、パンはフランスの人にとって生活に欠かせないもの。毎日口にするものだから、美味しいものを…。というこだわりなのです。
今は食べてばかりの私。
でも、近々ケーキ作りに挑戦します。娘の幼稚園のおやつ用に…。
小麦粉と空気の相性のよいパリだから、きっとうまく出来るに違いない!そう信じています。
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