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| 写真提供:広島県東京事務所 |
大林宣彦監督の“尾道三部作”(「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」)の舞台として、また、志賀直哉が「暗夜行路」を執筆したり、林芙美子が女学生時代を送ったりと「文学の街」としても有名な尾道。最近は「尾道ラーメン」も名物として知られるようになりました。さして広くもない街には二十数軒のラーメン屋さんが建ち並び、人気店には行列が絶えません。
鶏ガラをベースにしたしょう油味のスープに、ストレートな平打ち麺。具はチャーシュー、メンマ、青ネギ‥‥と言うと、なんとなく普通に思われますが、小魚のダシを加えるお店が多いのが瀬戸内らしいところ。それともうひとつ、豚の背脂、それも関東で流行の“背脂系”とはちがい、ミンチ状の大きな脂がぽろぽろと浮かんでいるのが尾道ラーメンの大きな特長と言えるでしょう。この背脂が、あっさりめのスープにコクと甘みを与えてくれます。雑誌などで紹介されている有名店でも400円台が中心という、庶民的な価格もうれしいばかりです。 |
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