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大阪を代表する“コナモン”と言えば、やはり「たこ焼き」でしょうか。タコがあるのに、イカはないのかと言えば、ちゃっかり、あるのが大阪の食の奥深さ。「イカ焼き」は、タコの代わりにイカが入っている、まるい食べ物ではなく、もちろん、縁日などで見かけるイカの姿焼きとも異なります。
その正体は、かために溶いた小麦粉にイカの切り身を混ぜ合わせ、上下に鉄板がある専用の焼き機でプレスしながら焼き上げて、甘辛いソースをぬったもの。見かけは、お好み焼きや韓国のチヂミに通じますが、決定的にちがうのは、その食感。たこ焼きやお好み焼きのようなふんわり感はなく、もちもちっとした弾力があり、薄いながらも食べ応えじゅうぶんです。このコシの秘密は、たこ焼きやお好み焼きが薄力粉を使うのに対し、イカ焼きは強力粉を使用するということ。強力粉は、グルテンと呼ばれるたんぱく質の量が多く、そのためもっちりとした仕上がりになります。また、焼くときに、かなり強い圧力ではさみ、生地の気泡を抜くことも、この食感を生む秘訣となっているそうです。
たこ焼きやお好み焼きよりも調理時間が短く、1〜2分で焼き上がり、価格もお手ごろな大阪の庶民の味です。 |
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