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シチリアに来たからには、シチリアの料理や音楽に触れなくちゃ!
ということで、サヴェリオさんが家族全員を
シチリア料理専門のレストランに連れていってくれました。
レストランはカンティーナ(ワイン蔵)と母屋がくっついた、シチリアらしい建物。
シチリア音楽の楽団も登場して、最高に盛りあがった夜でした。
100人近く入るレストランの中で、お庭を眺められる席でのディナータイム。残念ながらエトナ山の中腹にあるため、肌寒くて窓を開けたままにすることはできなかったけど、お庭も広くて真夏なら食事やパーティーをすることもできるそう。前菜から始まりどんどん出てくるお料理。もう最後はお腹いっぱい。シチリアのお菓子、CANNOLI(カンノーリ)にはやっとたどりついたという感じでした。
ピーマンを塩漬けにした、シチリア独特の保存食。
やぎのチーズで、あっさり塩味。
ナスなどをトマトで煮こんだシチリアでは欠かせない前菜。
ライ麦とチーズの入ったオムレツ風卵焼き。
塩味でやわらかく、私のいちばんのお気に入り!
サルシッチャというソーセージをピーマンで包んで焼いたもの。
ブラックペッパーが丸ごと入ったサラミ。
スパイシーで刺激的な味!
黒オリーブのオリーブオイル漬け。
ここでもやっぱりノルマ風。なすが詰め込まれた月型のラビオリをトマトソースで。ノルマ風というのはなすがキーワードなのだそうです。※ノルマ風パスタの包み焼きはMANGIAMO INSIEMEでご紹介しています。
きのこが詰め込まれたラビオリで、ソースもきのこ風味。
トマトソースの海の幸風味のペンネ。シチリアではめかじきをよく食べるそうです。
ミント風味のソーセージ。どんな味かと思ったけど、ミントの風味がアクセントになって爽やかな味わい。
濃厚なきのこ風味のソースで煮こんだ牛肉。柔らかくてソースとベストマッチ!
3種類のきのこをグリルしたりソテーしたり。きのこだけがひとつのメニューになっているなんて、けっこう意外でした。
シチリア独特のお菓子カンノーリのミニタイプ。これはひと口サイズだけど本当は10センチくらいの大きさなんですって。中のクリームはリコッタチーズ風味。甘すぎないクリームはサクサクした生地ととても相性がいいです!
食事が終わりそうな頃、赤いスカーフを首と腰にまき、黒のベストを着たおじさんたちが、楽器と陶器の壷を持って登場してきました。毎晩ここでシチリア音楽を聴かせてくれるのだそうです。いきなり私たちの目の前で演奏を始めた楽団のみなさん。聴いたことがあるカンツォーネのようだけど、独特のリズムがシチリア風なのだそうです。
おじさんたちが使う楽器はアコーディオンと鈴、そしてなんと壷までが楽器なのでした。壷を吹いて低い音を出し、リズムをとっています。鈴を渡された私はなんとかリズムを合わせるけど、どうも追いついていけないみたい…。するといきなり壷が空中に舞っている!壷は楽器としても使うけど、パフォーマンスのための大切なアイテムでもあったのです。
楽団のみなさんは壷パフォーマンスをするリズミカルな曲、そしてスローでロマンチックな曲など、10曲も演奏してくれました。最後にサヴェリオさんが私に、彼らの演奏するテープを買ってプレゼントしてくれました。貴重なお土産です!演奏が終わってふと我にかえると、テーブルの向こうにいるアンナさんの目に涙が…。実は思い出の曲を演奏してくれたのだそうです。いつもは堂々としているアンナさんですが、かわいらしいところを覗いてしまいました。
シチリア風レストランでのディナーは楽団のみなさんのおかげでいつもよりさらに盛りあがって終了。外に出ると星空が広がり、ロマンチックムード満点。それに加えて、高台にあるレストランからは、シチリア第2の都市、カターニャの夜景が海岸線沿いに広がり、もううっとり。この素晴らしい夜景を皆さんにお見せできないのがとても残念。今度は主人といっしょに訪れ、この楽しくロマンチックなディナータイムを楽しみたい!と心に誓った夜でした。
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