パスタの種類を数えあげるのは、パンの種類を総ざらえするのと同様、不可能に近い。19世紀にはイタリア人は230〜250種ものパスタを各地で生産していた。いまでは50〜60種に整理されているともいうが、それは市販のもの。家庭の手づくりや地酒ならぬ“地パスタ”を入れれば600種できかぬという人もいる。面白そうな名前を取り出してみよう。
リンゲ・ディ・パッセロ(スズメの舌)
レジネッテ(小王女)
ペンネ(羽毛)
ペンニーニ(ペン先)
ディタリ(指ぬき)
メッツェ・マニチェ(短い袖)
ルマーケ(かたつむり)
ステッレッテ(美しい星)
アネッリーニ(小さな輪)
ファルファッリ(ちょうネクタイ)
ソルプレーゼ(驚き)
ロング・パスタからスープに入れる小型のもの、卵入りなどいろいろ。だいたいの形は名称から想像していただこう。
なお、ひとくちにロング・パスタといってもこれにもいろいろあって、日本でいわゆるスパゲッティと呼ぶものも、細いものから太いものへ次の順になる。
カペッリ・ダンジェロ(天使の髪)
カペッリーニ(細い髪)
ベルミチェッリーニ(とても細い虫)
ベルミチェッリ(細い虫)
スパゲッティ(紐<スパーゴ>から転じたもの)
スパゲットーニ |
|