■日本での歴史
- 1899年食品を低温貯蔵する目的で、米子の中原考太が冷蔵庫を建設。日本海の魚類を阪神方面に出荷することを目的に凍結を行ったのが始まり。
- 1920年北海道に本格的凍結設備を備えた冷凍庫を建設。
- 1925年東京・上野精養軒で、冷凍食品の試食会が開催された。
- 1930年冷凍食品の家庭用として「冷凍いちご」販売。
- 1935年冷凍魚の三枚卸・切り身が販売される。
- 1940年冷凍野菜・冷凍果実が登場。
- 1952年渋谷のデパートで冷凍食品売り場が開設。
- 1960年冷凍えびフライ・コロッケ・餃子・しゅうまい生産開始。
- 1975年ピッツァ・冷凍ケーキ販売。
- 1980年冷凍めん・冷凍スパゲティの販売。
- 1987年電子レンジ対応の冷凍めんの販売。
- 1993年たこ焼きの販売。
■冷凍食品の特長
- (1)本格感
- 急速冷凍され、なおかつ低温で貯蔵しているので、食品本来のおいしさが鮮度の高い状態で閉じ込められており、長期間本格的な味わいを維持できます。
- (2)貯蔵性
- 食品のとりたて作りたての味・香り・色・組織・歯ざわり・栄養など総合的な意味での品質を、最初の新鮮な状態で長期間にわたって保存することができます。
- (3)安全性
- 微生物が活動できない-18℃以下の低温で貯蔵しているので、防腐剤・合成保存料などの添加物を一切必要としない安全な食品です。
- (4)簡便性
- 冷凍食品はきれいに前処理されており、なかでも調理済み食品は加熱するだけで出来上がります。このため、忙しい時でも短時間で簡単に調理可能です。
■冷凍食品の上手な買い方
- ・-18℃以下のもの
- 冷凍ショーケースについている温度計を確かめ、-18℃以下に保たれているショーケースから買いましょう。
- ・ロード・ライン以下のもの
- ロード・ライン以上に積み上げた冷凍食品は、品温があがって品質が低下している恐れがあります。
- ・ガッチリ凍っているもの
- カチン、カチンに凍っているものが、よい冷凍食品です。
- ・包装のしっかりしているもの
- 包装が破れているものは不衛生ですし、品質が劣化している恐れがあります。
- ・乾燥が進んでいないもの
- 食品の一部が白っぽくなっているものは、冷凍焼け(表面が乾燥した状態)している恐れがあります。
- ・包装の内側に霜の少ないもの
- 包装の内側に極端に霜がついて、食品が雪でまぶしたように真っ白になっているものは、品質が低下しています。
- ・割れたり、固まりになったリしていないもの
- 割れたり、極端に形がくずれたり、バラバラであるはずのものがくっつき合って固まっているものは取扱いがわるかったものです。
- ・きちんと表示してあるもの
- 冷凍食品には、品名・原材料・内容量・賞味期限・保存方法・使用方法・製造者名などを表示することになっております。それらの必要な事項が表示されているかどうか確かめましょう。
- ・「認定証」マークのついているもの
- 「認定証」マークのついているものは日本冷凍食品協会の定めた「指導基準」に適合した製品です。このマークのついているものを、お選びください。
■冷凍焼けとは?
“冷凍焼け”は、冷凍食品が温かい空気に触れて表面温度が急速に上昇することにより、製品表面の氷が一部水蒸気となって失われていき、これが繰り返されて乾燥し、白っぽくなってしまう現象です。
水蒸気が再び冷却されて凍ると霜となって製品や袋の内側に付着しますが、そのまま水蒸気が増加すると袋が膨張することがあります。
■ご家庭へのお持ち帰りは
冷凍食品は溶けてしまうと、冷凍食品の持っているさまざまな特質が失われてしまいます。
冷凍食品を凍ったまま持ち帰るために
- ショッピングの一番最後に購入し、持ち歩く時間をできるだけ短くしましよう。
- 直射日光にあてないようにしましょう。
- ショッピングバックの中央に入れて、他の品物で防熱するようにしましよう。
- 包装紙などで二重三重に包むと溶けにくくなります。(二重包装で一時間ぐらいをメドにしてください。)
- ドライアイスを入れるか、断熱性のある袋や容器が利用できたら、これにこしたことはありません。
■家庭での保存方法
- 冷凍食品は、-18℃以下に保てるフリーザー(冷凍庫)で保存してください。
- フリーザーのドアのポケットは、開閉の都、外気にさらされてしまうため、冷凍焼けが発生しやすくなります。1〜2ヶ月以内に召し上がるものを入れましょう。
- ドアの開閉は手早く行い、ドアの開閉の多いご家庭では、お求めになられてから2〜3ヵ月以内にお召し上がりください。
■ご注意
- お使いになった残りを保存するときは、袋の中の空気を抜いて口を固く閉じ、包装の上からポリ袋などでしっかり包みなおしてください。開封後は、できるだけ早めにお召し上がりください。
- いったん解凍した冷凍食品を再び凍らせると、品質が損なわれることがありますので再凍結はしないで下さい。
- 冷凍食品は、所定の調理方法に従って調理してください。
電子レンジで調理する場合
電子レンジを利用することによりきわめて短時間に解凍でき、ものによっては解凍と同時に調理もできます。ただし、安全に調理し、なおかつより一層おいしくお召し上がりいただくために、下記の点に注意してください。
ご注意
- 各商品に記載されている調理時間は目安です。機種により多少異なりますのでご注意ください。
- 加熱後は、お皿及び袋が熱くなっておりますので取り扱いには十分ご注意ください。
- 電子レンジで加熱し過ぎると、品質が劣化してしまったり、包装資材が焼けて変形してしまう恐れがあります。かけ過ぎないよう注意してください。
- お皿と食品の間に割り箸などを並べて、わずかな隙間を作っておく(あげ底にする)と、マイクロ波が当たりやすくなるため、解凍しやすくなります。
- 調理後はできるだけ早めにお召し上がりください。
冷凍食品をおいしく食べるコツ
冷凍スパゲティを加熱後、時間がたち過ぎるとスパゲティ本来のおいしさであるアルデンテが損なわれてしまいます。調理後はできるだけお早めにお召しあがりください。
冷凍スナック(たこ焼・お好み焼)はラップせずに加熱すると「サクッ」とした食感をお楽しみいただけます。逆に、ラップをして加熱すると「シットリ」とした味わいをお楽しみいただけます。
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■認定証マーク
冷凍食品を安心してご利用いただくために日本冷凍食品協会は協会会員の冷凍食品の冷凍食品製造工場の設備や品質・衛生の管理体制などを審査し、協会の定めた指導基準に適合している工場を「日本冷凍食品協会確認工場」として認定しています。さらに、この「確認工場」で製造される冷凍食品について品質検査を行ったうえ、指導基準に適合している製品に認定証マークがつけられます。
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