日清製粉グループの日清製粉株式会社（取締役社長：山田 貴夫）は、経済産業省が定めるDX（デジタルトランスフォーメーション）認定制度に基づき、製粉業界としては初となる「DX認定取得事業者」に認定されました。

DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づく認定制度で、デジタル技術による社会変革を踏まえて経営者に求められる対応をまとめた「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、DX推進の準備が整っている事業者を経済産業省が認定するものです。

日清製粉グループは、昨年10月に策定した「日清製粉グループ 中期経営計画2026」の達成に向けた重点施策の一つとしてデジタル戦略を推進しており、「自動化・効率化」「標準化」「顧客提案力の強化」「販売チャネル拡大」を柱に、AIやIoTを活用した生産、物流の改善、顧客への提供情報の迅速化や質の向上といった提案力の強化とそれらを可能にするデジタル分野でのスキルの高い人材の育成に積極的に取り組んでいます。

日清製粉株式会社は、昨年6月にDXチームを新設し、様々なデジタル施策を進めています。その中で、在庫管理や生産計画に関するデータの一元管理、工場の生産管理帳票のデジタル化、小麦粉や二次加工技術等に関する営業情報のデータベース化や独自AIの活用等の取組みが評価され、この度、当社グループとして2社目の認定取得事業者となりました。

日清製粉グループは今後も「DXの推進」に積極的な取組みを継続し、様々な施策を実施してまいります。