趣味、こだわり、男の料理

Discussions男の座談会

男の料理座談会 - 趣味料理男子の生態 - vol.1

とことん料理と向き合い、趣味で自由に料理を楽しむ趣味料理男子。 多様化し、深化し続ける彼らが、今何に注目し、どのようなことに興味を寄せているのか。そして、どういったことを実現したいのか。 それらを明らかにすべく、二回に渡り、料理男子座談会を開催。余暇を使い、料理にほとばしるほどの情熱を傾ける彼らに、ざっくばらんに料理談義を繰り広げてもらった。

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座談会第一夜に参加した料理男子は、以下の4名。

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プロキッチンで料理を楽しむ料理男子 中野 友彦さん


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アウトドア料理男子 迫田 拓也さん


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食を通じて世界を発信する料理男子 奥 祐斉さん


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旅先の味を再現する料理男子 高倉 遼さん


話が盛り上がる中で、好きな料理ととことん向き合う彼らの実態が見えてきた。その一端を以下に紹介しよう。

実態1:他の"好きなこと"と組み合わせて、料理を楽しむ

料理男子にとって、料理を作ることは空腹を満たすことではなく、完全なる趣味の時間。その向き合い方は実に十人十色だが、共通していたことは料理以外の趣味や関心事を組み合わせて、楽しさを増長させていること。

「マンガ・小説好き」は、料理が出てくる作品のワンシーンを切り取り、登場人物の食レポを頼りに、味を想像し自分なりに再現する。

「旅行好き」は、旅先で出会った名店の味、異国で食べた日本にはない味などを再現すべく、現地から食材を取り寄せて料理を楽しむ。

「歴史好き」は、「好きな武将の好んだ食べ物」「歴史上、日本初の○○」など、民話に出てくる料理や日本で初めてのカステラの味はどんな味だったのかなど、いま食べることができない過去の料理を歴史・風俗書を手に取って学び、史実から当時の味を作ってみる、など。

共通していることは、食事という普遍的なテーマに対し、それぞれが自分の好きな他の趣味と掛け合わせ、自由に空想し、妄想しながらそれを料理で再現していること。 こんなのあったらいいのに、あの料理が食べたいという、まさに空腹を満たすだけではなく、"気持ちも満たす"ような料理に挑戦していることが大きな特徴だった。

実態2:常に新境地を開拓し続ける彼らが気になる料理ワード

「今まで聞いたことがない」「一度もやったことがない」

そんな瞬間に創作意欲がかき立てられ、料理をしたいという衝動にかられる彼らだが、驚くべきは、そのスイッチが"オフ"の状態になる暇がないほど、貪欲に情報収集をし続けていることだ。

最新の調理器具やトレンド。 異国の見知らぬ食文化。 料理の起こりや歴史。

常にアンテナを張り巡らせている彼らの会話から出た最近の気になっている料理ワードをいくつか紹介したい。

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ー「料理の味も変わる"手食"って面白い」 インドなどでカレーやビリヤニなどを素手で混ぜて食べる手食は、スプーンで食べた時と味が変わるという噂があり、非常に盛り上がった。

ー「"薪火料理"はやってみたいけど、場所探しが難しい」 ガスや炭ではなく、薪や藁といった自宅でなかなか実現できない火での調理は皆興味があり、ならではの味を再現したいという欲求は高かった。

ー「"クラフトソフトドリンク"でペアリングワークショップをしたい」 近年、自宅でオリジナルスパイスでクラフトコーラを作ることが流行りかけているが、彼らも例に漏れず、クラフトドリンクに興味がある様子。カクテルなどお酒のレシピはたくさんインターネットに転がっているが、クラフトソフトドリンクのレシピがあまりないとの声も。

趣味でそれぞれのスタイルで料理に向き合う彼らの熱い料理談義はまだまだ続く...

座談会会場協力:
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ナポリピッツァ専門店「パルテノペ」恵比寿店
《真のナポリピッツァ協会(*)認定店No.166》


「ナポリピッツァ」には、協会が定める厳しい国際基準があり、材料やサイズ、生地の延ばし方や焼き方など、全ての条件をクリアしたピッツェリアだけに世界共通の通し番号が授与される。

*真のナポリピッツァ協会

https://japan.pizzanapoletana.org

1984年7月、ナポリピッツァの伝統技術を正しく後世に伝えるためにナポリの職人達自らが発起人となり設立された。

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提供メニュー:
ゼッポリーネ/ハム類の盛り合わせ/新鮮なモッツァレラのカプレーゼ/海老とイカのフリット/ティエッラ/自家製ソーセージとポテトのオーブン焼き/ピッツァ パルテノぺ/リガトーニのカルボナーラ
*写真は提供メニューの一部です。


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