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  • 2000年10月16日 ランチの人気メニューはラーメン VS パスタ日本人が最も好きな外国料理はチャイニーズ&イタリアン

ランチの人気メニューはラーメン VS パスタ
日本人が最も好きな外国料理はチャイニーズ&イタリアン

日清製粉株式会社(社長:正田 修)では、東京都内在住、在勤の社会人合計614名(有効回答数556名)に、「食」に関するアンケートを実施し、このほど結果 を発表しました。

調査内容は、「最近10年間で最も日本人に浸透した料理は?」、「食通の国は何処?」、「あなたが最もよく食べるランチメニュー」などで、調査結果 から、昔から人気の中華料理を追い越す勢いで、イタリア料理が日本人の食生活に浸透していることが明らかになりました。

例えば、「最近10年間で最も日本人に浸透した料理」には、圧倒的多数でイタリア料理が選ばれ、90年代の"イタめしブーム"以降イタリア料理が日本人の食生活にしっかり定着したことを裏付ける結果 となりました。最近は、スーパーの店頭でも様々な種類のパスタやパスタソース、チーズ、オリーブオイルなどのイタリア食材の種類が充実してきたことから、外食だけでなく家庭でも本格的なイタリア料理を食べる傾向にあるといえます。また、第2位 以下は中国、タイ、韓国など海外旅行の人気訪問先がランクアップされており、日本人の食生活の変化に海外旅行の影響が見られます。

他にも、「日本以外の食通の国は何処?」の問いには、男性は中国を、女性はイタリアをそれぞれ1位 に選び、2位以下はフランス、香港、韓国などが続きます。歴史的に世界の三大料理は「中国、フランス、トルコ」と言われておりますが、今回の調査結果 を見ると、日本人が選ぶ世界の三大料理は「中国、イタリア、フランス」になると言えそうです。

当社では、本年創業100周年を迎えることを機に、「食」に携わる企業として現代日本人の食生活の傾向を知るべくこのようなアンケート調査を実施いたしました。

[アンケート調査結果概要]
■やっぱりイタリアンは人気!1990年代に最も浸透した料理はイタリアンがダントツ一位

■食通の国は中国がトップ、ついでイタリアが第2位 に。

■ランチの人気メニューはラーメン VS パスタ
《回答者属性》
調査期間: 2000年5月15日〜6月2日
調査方法: アンケート記入式
サンプル配布数: 614
有効回答数: 556(男性228名/女性328名)
対象者: 東京都内在住、在勤の社会人
年齢層:
(男性) 20代 76名(13.7%)
  30代 99名(17.8%)
  40代以上 53名(10%)
(女性) 20代 174名(31.3%)
  30代 112名(20.1%)
  40代以上 40名(7%)
■やっぱりイタリアンは人気!1990年代に最も浸透した料理はイタリアンがダントツ一位
最近10年間で最も浸透した料理は何料理かとの問に、男性の66.2%、女性の68.6%がイタリア料理と答え、2位のタイ料理(男性:11.8%、女性:11.0%)を押さえてダントツの一位になりました。

■質問:最近10年間で最も日本人に浸透したのは何料理であると思いますか?
結果《回答数:男性228名/女性 328名》

《男女別》
  男性 女性
イタリア料理 151名(66.2%) 225名(68.6%)
タイ料理 27名(11.8%) 36名(11.0%)
韓国料理 16名(7.0%) 27名(8.2%)
中華料理 18名(7.8%) 23名(7.0%)
フランス料理 9名(3.9%) 9名(2.7%)
その他 7名(3.0%) 8名(2.4%)
合計 228名 328名

《総合》

1位 イタリア料理 376名(67.6%)
2位 タイ料理 63名(11.3%)
3位 韓国料理 43名(7.7%)
4位 中華料理 41名(7.4%)
5位 フランス料理 18名(3.2%)

《概要》
 男女共に7割近くがイタリア料理を選んでおり、年代の"イタメシブーム"以降イタリア料理が日本人の食生活に定着したことを裏付ける結果となりました。最近は、スーパーの店頭でも様々な種類のパスタやパスタソース、チーズ、オリーブオイルなどのイタリア食材の種類が充実してきたことから、外食だけでなく家庭でも本格的なイタリア料理を食べる傾向にあるといえます。また、第2位のタイと3位の韓国は海外旅行の人気訪問先でもあり、食生活の変化における海外旅行の影響が見られます。イタリア、タイ、韓国をはじめとして旅先で知った"本場の味"を日本でも好んで食べる人が増えつつある傾向にあるとも言えるのではないでしょうか。
■食通の国は女性でイタリアがトップ、男性は中国がトップ。
総合で中国がトップ、ついでイタリアが第2位に。
世界3大料理のひとつといわれる中国が総合で第1位になりました。
男女別では、男性の40.0%が中国を1位に選んだのに対して、女性は35.7%がイタリ
アを1位に選び、男性よりも、女性の方がイタリア料理を支持する人が多いという結果
になりました。

■質問:あなたがイメージする日本以外の「食通の国」を1つ挙げて下さい。

結果《回答数:男性228/女性328》

《男女別》
男性 女性
1位 中国 82名 1位 イタリア 117名
2位 イタリア 54名 2位 中国 95名
3位 フランス 48名 3位 フランス 62名
4位 香港 16名 4位 香港 25名
5位 韓国 11名 5位 韓国 14名
その他   17名 その他   15名

《総合》

1位 中国 177名 (31.8%)
2位 イタリア 171名 (30.8%)
3位 フランス 110名 (19.8%)
4位 香港 41名  (7.4%)
5位 韓国 35名  (6.3%)

《概要》

歴史的に、世界の三大料理は「中国、フランス、トルコ」と言われておりますが、今回の調査結果 を見ると、日本人が選ぶ世界の三大料理は「中国、イタリア、フランス」になるといえそうです。また、1位 の中国は上海、北京、広州、四川など地域によって特徴があることで有名ですが、2位 のイタリア料理も、地方により材料やメニューが異なり、北の地方ではきのこや肉を、南の地方では、トマトや魚介を使用したものが代表的であり地方色が強いのが特徴です。

■ランチの人気メニューはラーメン VS パスタ
ランチで最もよく食べるメニューは男性の位はラーメン、女性の位はパスタという結果になり、ここでも男性の中華好きと女性のイタリアン好きの図式が浮かび上がってきます。

■質問:あなたがランチで最も多く食べるメニューをつ記入してください。

■結果《回答数:男性228/女性328》
男性 女性
1位 ラーメン 41名 1位 パスタ 104名
2位 うどん・そば 37名 2位 うどん・そば 36名
3位 カレー 28名 3位 弁当 24名
4位 パスタ 23名 4位 定食 21名
5位 定食 17名 5位 ラーメン 18名

《概要》
男性、女性共パスタやラーメンの他うどん・そばをランチメニューに選んでいる人が多いことから、一般的に日本人は麺類を好んで食べる傾向にあるといえます。