新日清制粉食品(青島)有限公司 新工場本格稼動開始

(株)日清製粉グループ本社(社長:長谷川 浩嗣)、日清フーズ(株)(社長:池田 和穗)、日清製粉(株)(社長:中村 隆司)の3社は、2002年12月に設立した青島日清制粉食品有限公司(董事長:池田 和穗)の中国でのプレミックス事業を更に拡大するため、2005年7月に新日清制粉食品(青島)有限公司(董事長:池田 和穗)を設立し、これまで新工場の建設を進めてまいりましたが、この4月より本格稼動を開始いたしました。

日清製粉グループは2002年に日本のプレミックス業界では初めて中国に進出し、主として日本への食品加工を行っている現地企業にプレミックス製品の供給を行ってまいりましたが、販売数量が順調に拡大していることから、青島市の北部に隣接する即墨市に2万坪を超える用地を確保し、新日清制粉食品(青島)有限公司を設立、製造能力を倍増させたラインを設置するなどの新しい工場を完成させました。

新工場は、発展する中国市場における弊社グループの拠点として、最新の設計思想に基づき製品安全対策を強化し、より一層きめ細かな製造対応を可能とした最新鋭工場となっております。今後も、日系企業を始め中国現地ユーザーのお客様の様々なニーズに対応した、そして安全・安心で高品質な製品を供給してまいります。

ここ数年、中国は日本向け加工食品基地として順調な成長を遂げております。さらに、2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博を控え中国国内経済の一層の拡大が期待され、食への近代化も大きな変化が予想されております。

このような変化を睨み、小麦粉関連商品や加工食品の製造・販売に強みを持つ当社グループの力を生かし、中国における事業の更なる強化・拡大を図っていく計画です。また、環太平洋エリアにおけるプレミックス事業のリーディングカンパニーとして更なる拡大を続けてまいります。

今回の事業拡張を契機として、当社グループは海外事業戦略を広げ、更なるビジネスチャンスの拡大を目指してまいります。


(新工場の概要)

1. 会社名称 : 新日清制粉食品(青島)有限公司
2. 所在地 : 中華人民共和国山東省青島即墨市城西六路(青島服装工業園内)
3. 資本金 : 720百万円
  (日清製粉グループ本社40%、日清フーズ40%、日清製粉20%)
4. 董事長 : 池田 和穗(日清フーズ(株)取締役社長)
5. 総経理 : 恩賀 力 (青島日清制粉食品有限公司総経理)
6. 生産能力 : 生産能力年間 4,500トン
7. 敷地面積 : 約20,000坪