社長メッセージ
当社は1900年(明治33年)の創業以来、「信を万事の本と為す」と「時代への適合」を社是とし、「健康で豊かな生活づくりに貢献する」ことを企業理念として、事業を通じて社会貢献を果たし、120年以上にわたり、国内食品産業において確固たる地位を築いてまいりました。
持株会社である日清製粉グループ本社のもと、製粉、加工食品、健康食品、酵母・バイオ、中食・惣菜、エンジニアリング、メッシュクロスの7つの各事業が総合力を発揮することで多くの事業・領域でナンバーワンを実現するとともに、グローバル展開に向けた取組みも積極的に推進しております。
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響による市場環境の不確実性、ウクライナ情勢に起因した穀物や資源相場の高騰等、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化を続けております。このような環境の下、直近においては、歴史的な食糧インフレ等による原材料コストの大幅な増加等への対応を当社グループの最優先課題と位置付けて取り組んでまいります。また、製粉事業の岡山県倉敷市水島地区の新工場立ち上げに向けた準備、社名変更を行った加工食品事業の日清製粉ウェルナの認知度向上と定着、酵母・バイオ事業のインドでのイースト新工場の立ち上げ等、各事業における長期ビジョン実現に向けた取組みも着実に実行していきます。
当社グループは、引き続き小麦粉をはじめとする「食」の安定供給を確保し、各事業におきまして安全・安心な製品をお届けするという使命を果たしてまいります。また、ESG(環境、社会、ガバナンス)を経営方針に取り込むことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
これからも、企業価値の極大化に努め、ステークホルダーの皆様から支持され続ける企業グループを目指してまいります。