中食・惣菜事業

フルラインアップ体制で食卓に多彩なおいしさを提供

グループの力を活かし、伸長する中食・惣菜ニーズに応える

製品

当社グループが成長ドライバーと位置付けている中食・惣菜事業では、米飯類から調理パン、調理麺、一般惣菜、冷凍惣菜まで、すべての惣菜カテゴリーを供給する「フルラインアップ体制」を構築しています。

トオカツフーズは国内屈指の総合中食サプライヤーとしてコンビニを中心としたデリカ惣菜事業と宅配ルートを中心とした冷凍惣菜事業に強みがあり、ジョイアス・フーズはコンビニ向けの調理麺(そば・うどん・中華麺・生パスタ等)において業界トップクラスの生産・供給能力を有しています。イニシオフーズは量販店や百貨店向けの和惣菜領域を担い、この3社で事業を展開することで、全国の食卓に多彩なおいしさを提供してきました。

2022年7月には3社を統括する日清製粉デリカフロンティアを設立し、より競争力のある事業体制を構築して更なる企業価値向上を図っております。これまでも、これからも、お客様にもっと喜んでいただける中食・惣菜商品を「おいしく」「安全・安心」にお届けしてまいります。

中食とは

レストラン等へ出かけて食事をする外食と、家庭内で手づくり料理を食べる内食の中間にあって、市販の弁当や惣菜、家庭外で調理・加工された食品を家庭や職場・学校等で、そのまま食べることや、これら食品(日持ちしない食品)の総称としても用いられています。
(農林水産省Webサイト記載内容を基に日清製粉デリカフロンティアが作成)

惣菜市場規模の推移

惣菜市場規模の推移

中食・惣菜の市場規模は年々伸長を続け、2017年に初めて10兆円を超えました。2020年は新型コロナウイルスの影響で縮小したものの、2021年から回復基調となり、2022年には約10.5兆円と最高値を更新し、今後もさらなる拡大が期待されています。
日清製粉グループでは、この伸び行く市場にフルラインアップで対応しています。

日清製粉グループが中食・惣菜事業に注力する理由

  1. 社会課題の解決に向けて
    共働きや単身世帯、高齢者世帯の増加に加え、リモートワークの普及等の働き方の変化により、私たちのライフスタイルも変化しています。その結果、「調理に手間暇をかける余裕が無い」「人数が少ない世帯では食材を使いきれない場合がある」といった新たな社会課題が顕在化しています。当社グループでは、これらをニーズと捉え、中食・惣菜事業に注力しています。
  2. 日清製粉グループのシナジーを発揮
    現在、当社グループの中食・惣菜事業では、国内各地にある工場から幅広い地域に商品をお届けしています。 加えて、当社グループには創業以来、研究を重ねている小麦粉の知見や、酵母・バイオ事業の制菌技術等の品質管理・商品開発ノウハウが蓄積されています。グループの持つ研究開発力・技術力・原材料調達力を活用して、よりおいしく、より日持ちする商品の開発を進めています。

グループ総合力を活かした商品のフルラインアップ体制

グループ総合力を活かした商品のフルラインアップ体制

長期ビジョンに基づく成長戦略

関連グループ会社

株式会社日清製粉デリカフロンティア
日清製粉グループの中食・惣菜事業を統括する中間持株会社
トオカツフーズ株式会社
弁当・惣菜等調理済食品の製造及び販売
株式会社ポオトデリカトオカツ
調理パン・米飯等、加工食品の製造販売
株式会社グリーンデリカ
調理パン・米飯等、加工食品の製造販売
株式会社ノムラフーズ
冷凍惣菜製品(京のおせち、京惣菜等)の製造販売
株式会社ジョイアス・フーズ
調理麺等の製造及び販売
イニシオフーズ株式会社
惣菜・冷凍食品の製造及び販売、デパートの直営店舗の経営