顧客との双方向コミュニケーションシステムを構築
「創・食Club」開設

日清製粉株式会社(社長 正田修)は、お客様とパートナーシップを構築していく「リレーションシップマーケティングの強化」と、成熟した小麦粉市場における「新たな食の市場創造」を指針として、様々な取り組みをしてまいりました。今後グローバルな競争が進み、また小麦粉二次加工業界の成熟化による競争が激化していくなか、これまでの取組みを一層強化していく必要があると考えております。幅広いお客様とのダイレクトコミュニケーションの拡充、生活者情報に基づく提案領域の拡大、迅速な対応を可能にする流通 機能の強化と再構築を目的として、この度、弊社が7月に分社化するのと同時期に、ITを活用したお客様との双方向コミュニケーションシステムである「創・食Club」を食品の原料・素材メーカーでは業界で初めて開設致します。

 会員組織「創・食Club」は、お客様と双方向のコミュニケーションの実現にあたり、お客様へ電話・FAX・電子メール等で小麦粉・小麦粉加工品などの最新情報を発信するとともに、お客様からの技術、販売、経営等様々のご質問・ご相談にスピーディーにお応えするために専門スタッフが常駐する「ソリューションセンター」の設置と、多彩 な提案をインターネットを使用してインタラクティブに行なうWEBサイト「e-創・食Club」の開設を2本柱に、お客様との情報交換の「場」とし、関係をより密接にしてまいります。

<「創・食Club」>

●開設時期 2001年7月23日(月) 午前9:00からサービス開始
●会員制(有料)

「ソリューションセンター」
  • 会員の皆様へ電話、FAX、電子メール等で小麦粉・小麦粉加工品などの最新情報を発信
  • 会員の皆様からの技術、販売、経営等様々のご質問・ご相談にスピーディーにお応えするために専門スタッフが常駐
  • 月曜〜金曜日の9:00〜17:00に受付
WEBサイト「e-創・食Club」
  • 豊富な情報をインターネットを使ってインタラクティブに提供

  • コンテンツ例としては
    1. ベーシック情報
      * マーケット情報、食に関するイベント情報
      *原材料などの新商品情報、原材料カタログ
      *小麦粉加工品のレシピ集、FAQ  など
    2. 生活者情報...日清製粉が独自に企画・調査したことを基に仮説を構築
      *フラワーモニター、インターネットモニターを活用したアンケート調査
      *話題の商品・情報をメーリングリストを活用し生活者の反応を紹介
      *外部有識者、当社製パン・製めん技術者が執筆するコラムなど
    3. 提案情報
      *ベーカリー、めん類食堂などにおける今月の新メニュー提案
      *べーカリー、製めん業などに向けて話題の新レシピの提供
      *衛生管理・品質管理のアドバイス

などがあります。

●ビジネス特許について
  • 今回のユーザーコミュニケーション「創・食Club」の仕組については、ビジネスモデル特許(出願 2001-069747)を出願しており、食品の原料・素材メーカーでは、業界初めての試みとなっています。