(財)食生活研究会
第9回『食と健康』 講演会 開催

日清製粉グループが支援している(財)食生活研究会(理事長 藤巻 正生)は、本年11月7日に、「食と健康」をテーマに下記の通り講演会を開催します。今回の講演会では、河盛隆造氏と白石和良氏を講師に迎え、「生活習慣病は一つの病気」と、「中国の食品産業と中国人の食生活」をテーマにそれぞれ講演していただきます。現代は飽食の時代といわれ、糖尿病にかかる子供が増加傾向にあるなど、食生活と深い関わりのある生活習慣病の問題が深刻化しつつあります。本講演会では、第一部で河盛氏に生活習慣病の現状や予防法について講演していただき、第二部では、白石和良氏に現代の中国社会における食品産業や食生活の現状について講演していただきます。

昭和16年に発足した同研究会では、食生活の改善向上に貢献することを目的に、講演会、研究助成、研究成果の刊行など様々な活動を続けております。

日時 平成13年11月7日(水) 14:00〜17:00
場所 経団連会館9階クリスタルルーム(定員120名)
東京都千代田区大手町1-9-4
TEL:03-3279-1411(当日のみ)
演題及び
講師陣
〔第一部〕
「生活習慣病は一つの病気」
講師 河盛隆造氏(順天堂大学医学部教授)
〔第二部〕
「中国の食品産業と中国人の食生活」
講師 白石和良氏
(農林水産省農林水産政策研究所企画連絡室長)
参加料 無料

(財)食生活研究会の概要 当財団は、昭和16年に日清製粉(株)の創始者正田 貞一郎翁が会社の拠出金100万円を基金とし当時の学界権威者の鈴木梅太郎氏、坂口謹一郎氏、水島三一郎氏らと共に、「農産物に関する科学的研究を促進する」為、「農産化学研究会」として設立されました。
 戦後、食生活の変容に伴い、目的を「食糧の構成並びに食生活に関する科学的研究を行い、国民の食生活の改善向上に寄与する」とし、昭和28年には名称を現在の「食生活研究会」と改称しました。
 この財団の事業内容として『研究助成』『研究成果の刊行』『講演会』『講演会記録の刊行』などの活動を行っています。
最近10年間でみると約200人の研究者に研究助成をしており、その金額は約2億円になります。
尚、現在の基本財産は日清製粉からの7億7千5百万円です。