エネルギー貯蔵に必須の食品素材「クレアチン」を新発売

日清製粉グループの日清ファルマ株式会社(社長:中村 勝)は、アミノ酸の一種で筋肉等へのエネルギー供給を増進する働きがあるといわれる「クレアチン」を、健康食品またはスポーツ食品用の素材原料として本年5月20日より発売いたします。

「クレアチン」は、生体内に含まれるアミノ酸の一種で、食事から摂取する他、肝臓・腎臓などで生成され、95%のクレアチンは骨格筋組織に蓄えられます。「クレアチン」の最大の働きは、体内でクレアチンリン酸に変化し、体を動かす原動力となっているアデノシン三リン酸(ATP)の再生産を促すことです。また、運動能力の向上や筋肉の増強、脳神経の改善などに効果があるといわれています。

「クレアチン」の生成量は加齢とともに低下し、不足すると体内のエネルギーの蓄積や筋力の衰えに影響を及ぼす可能性があることから、食事やサプリメントでの補給が望ましいと言われています。

海外では、「クレアチン」は広く健康食品として普及しており、スポーツ、リハビリ、高齢者の体力維持、美容、ダイエットなど様々な分野で使用されています。市場規模は、米国では年間3,500トン、ヨーロッパでは600トン程度です。日本では、2001年の法改正(食薬区分の変更)によって食品素材としての使用が認められて以来、健康・スポーツ食品分野で商品化が進んでおります。現在の市場規模は15〜20トンですが、今後欧米並みの市場成長が期待されています。

「クレアチン」は、エネルギー産生や脂肪燃焼、疲労回復などの分野で、当社が既に原料供給しております、食品素材「コエンザイムQ10」や「カルニチン」との併用効果が期待されており、当社では、「クレアチン」とこれらの素材とを合わせて効果を訴求していきます。

■商品概要

商品名:「クレアチン」
内容量:25kg
用途:サプリメント(スポーツ、リハビリ、ダイエット、高齢者向けの筋力低下防止、脳機能改善 など)
販売代理店: 日清ファルマ株式会社