環境保全報告と社会性報告に重点を置いた
日清製粉グループ「環境・安全報告書2004」を発行

(株)日清製粉グループ本社(社長:長谷川 浩嗣)は、グループ全体の環境保全や取り組みをまとめた「環境・安全報告書2004」を発行しました。

当社は、2000年度から「環境報告書」を発行してきましたが、昨年から製品の安全性に対する取り組み状況を付加し、「環境・安全報告書」と名称変更致しました。さらに今年度からは、昨今のグループ各社の安心安全の取り組みに加え、コンプライアンスの徹底、職場の安全、社会貢献活動への企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に対する関心が高まっていることに対応し、当社の考え方や取り組み状況を盛り込み、「環境保全報告」と「社会性報告」の両方に重点を置いた構成にしております。

1. 2003年度の取り組みハイライト

(1)世界的に有力な社会的責任投資の指標「FTSE4Good Index」に選定
イギリスFTSE社が開発し、世界でも有力なSRI(社会的責任投資)の指標である「FTSE4Good Index」の構成銘柄に選定されました。この指標は、投資家に対しCSR(企業の社会的責任)に関する世界基準を満たしていると見なされた会社の情報を提供するものです。当社グループは、法令順守の徹底、食品安全、環境保全、社会貢献活動への積極的な取り組みなどの企業の社会的責任を果たしていることが高く評価され、昨年に引き続き選定されました。
*SRI=Socially Responsible Investmentの略

(2)製粉・プレミックス業界初、米AIBによる監査で最高位評価を獲得
日清製粉知多工場、日清サイロ知多事業所、日清フーズ館林工場では、AIB(American Institute of Baking)が実施している適性製造規範監査(GMP-audit)を受審し、国内の製粉工場及びプレミックス工場として初めての最高位「Superior」の評価を受けました。このプログラムは、食品事故の防止等を目指したもので、アメリカでは約50年前から行われています。

(3)食品・飼料メーカーで国内初のISO17025の認定を取得
グループ各社で使用する新規原材料の安全性の審査等を行う「QEセンター」が、食品・飼料の残留農薬検査の国際規格「ISO17025」の認定を、2003年12月に取得しました。これにより、品質管理システムと検査能力の両面で、国際基準に適合することとなります。

(4)オリエンタル酵母工業でのバイオガス発電システム設置
グループ会社のオリエンタル酵母工業大阪工場では、排水処理バイオガス発電システムを設置し、温暖化ガスの発生を抑制しています。

(5)ゼロエミッション達成工場の拡大
廃棄物削減・再資源化促進では、生産工場の約40%がゼロエミッション(事業場から定期的に出る廃棄物を100%再資源化業者へ委託すること)を達成し、全体の再資源化率の向上を図っています。

(6)間接購買システムの導入
2003年度下期より、日清製粉グループの一部でグリーン対象品等をカタログから購買するシステムを導入しました。コスト削減だけではなく、グリーン対象品の購入促進にも繋がっています。

2. 「環境・安全報告書2004」の概要

■ 対象範囲 2003年4月〜2004年3月
■ 内容:
  1. 社会的責任への基本姿勢
  2. 2003年度の取り組みハイライト
  3. 環境マネジメント(管理組織・教育・リスクマネジメント・エコビジネスなど)
  4. 環境パフォーマンス(省エネルギー・廃棄物の削減・リサイクル など)
  5. 社会性報告(製品の安全性・CSRコミュニケーション・人事・教育・安全衛生など)
  6. 環境・保全活動のあゆみ
*尚、弊社ホームページでも報告書の内容を紹介しています。
http://www.nisshin.com/activity/environment/index.html