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  • 2004年11月 9日 大型の気流式微粉砕機 「スーパージェットミルSJ-10k」冷却ローター使用「スーパーローターSR-15CR、SR-25CR」新発売

大型の気流式微粉砕機 「スーパージェットミルSJ-10k」
冷却ローター使用「スーパーローターSR-15CR、SR-25CR」新発売

日清製粉グループのプラント・機器メーカーである日清エンジニアリング株式会社(本社・中央区 社長 渡邊 陽寛)は、気流式微粉砕機「スーパージェットミル/SJ」シリーズを拡充し、工業生産に対応できる新機種「SJ-10K」を開発し、11月より発売を開始致します。
 また、機械式微粉砕機「スーパーローター」シリーズから、冷却ロータータイプの新製品2機種「スーパーローターSR−15CR」・「同 SR−25CR」を同時発売致します。

「スーパージェットミル/SJ」シリーズは、旋回流型ジェットミルに2段階の高性能分級機能を持たせることによって、従来のジェットミルでは難しかったシャープな粒度分布の粉砕物を得ることができます。同シリーズは、本年4月の発売以来、粉砕粒度コントロールの精度の高さや食品から樹脂まで様々な素材に対応可能な利便性の高さがお客様に支持され、より大型の生産に対応できる機種の要望があったことから、今回大型仕様の新機種「スーパージェットミルSJ-10K」を開発した次第です。新機種の標準的な処理能力は10〜50kg/hで、既存品の5倍以上の能力を持っています。

「スーパーローター SR」シリーズは、高速回転ローターから発生する渦流(せん断力)により微粉砕する装置です。今回発売する「スーパーローター SR−15CR」・「同 SR−25CR」は、ケーシングの水冷ジャケットと高速回転するローター内に冷却水を流して粉砕部を外側と内側から同時に冷却することにより、空気の摩擦や粒子の衝突で発生する熱を速やかに取り除くことができます。
 その結果、装置内部の空気温度を低温で維持したまま粉砕することが可能となり、食品や樹脂など、粉砕中に品温を高めてはいけない素材の処理に適しています。品温を維持することにより、素材の変質を防ぐことが可能になりました。
 用途例としては、風味、色彩が重要な食品粉末や弱熱性プラスチックの微粉砕に適しております。特にトナーなどの弱熱性プラスチックでは、粉砕機内の熱融着を防止して処理能力を大幅に向上させることができます。

 なお、当社では、本年11月9日から12日までの期間、幕張メッセにて開催される『国際粉体工業展』に「スーパージェットミル/SJシリーズ」「スーパーローター SRシリーズ」を出展致します。

<参考資料>

1.「スーパージェットミル/SJ」シリーズの基本概要

【メカニズム】

(1)粉砕および1次分級
イジェクターによって吸引・分散投入された原料(粉体)を、ノズルから噴射される超高速ジェットによって、加速・衝突を繰り返すことによって粉砕します。この粉砕ゾーンでは、粉砕と同時に、気流の施回流によって、粒子に遠心力による分級作用が働きます(1次分級)。大粒子は粉砕ゾーンに留まり、高速ジェットよる粉砕が繰り返し行われ、小さくなった粒子は、気流とともに粉砕ゾーンから内側の高精度分級ゾーンに進みます。

(2)高精度分級(2次分級)
高精度分級ゾーンでは、粉砕ゾーンで分級しきれなかった粒子を分級します。分級ゾーンでは、独自の内部形状が粉砕ゾーンで生じた気流・粒子の乱れを緩和することで、施回流を安定化し、精度の高い分級を可能にします。ここで分級された粗粉は、遠心力によって粉砕ゾーンに戻されて、再び粉砕されます。このように粒子は粉砕と分級の作用を何度も受け、粗粉の少ないシャープな粒度分布を持った製品として、装置中央の出口管から気流とともに排出されます。

【仕組み図】※上からの断面図

【シリーズ全体の特長】

  • 2段階分級機能で、数μmまでシャープに粉砕できる
  • 粗粉の混入を抑えることによって、従来より更に微粒子化が可能
  • 機内の不要なスペースを減らし、粉の堆積や付着が減少
  • 全ての部品の水洗いを可能にし、分解・洗浄が容易
  • 小麦粉、緑茶などの食品から、医薬品原料、樹脂、化学物質など様々な粉体の微粉化が可能
  • 特に、カラートナーなど平均的な粒径だけでなく、粒度分布のシャープさが要求される物質の粉砕に最適

【新機種の概要】

SJ−10K
生産用に開発された大型の仕様で、標準的な処理能力は10〜50kg/h

【仕様】   ●印が新製品

型式 使用空気量
(m3/min)
寸法
奥行[mm]×高さ[mm]
装置重量
[kg]
スーパージェットミル
SJ-100
〜0.2 160×140 5
スーパージェットミル
SJ-500
〜0.8 320×180 27
スーパージェットミル
SJ-2500
〜3 500×180 65
●スーパージェットミル
SJ-10K
〜12 700×350 180
スーパージェットミル
SJー100GMP
〜0.2 200×415 22

2.「スーパーローター」シリーズの基本概要

高速回転ローターから発生する渦流(せん断力)により微粉砕する装置。ブロワーで吸引された空気流によって被粉砕物を機内に吸い込み、高速回転するローターと固定ライナー間に発生する空気の渦流で粉砕します。

【新機種の概要】
SR−15CR、25CR
○ローター内部に冷却水を通すことで冷却機能を大幅に向上
○弱熱性粉体の粉砕に適しており、処理能力を大幅に向上
○冷却温度と流量の調整によって、任意に粉砕温度を変えることが可能
○冷風発生装置との併用使用も可能

【仕組み図】

【仕様】

型式 処理能力
(kg/h)
外径寸法
W×L×H[mm]
所用動力
[kw]
スーパーローター
SR−15CR
1〜10 850×400×480 3.7〜5.5
スーパーローター
SR−25CR
10〜250 1300×835×845 11〜18.5