日清製粉(株)鶴見工場
世界初・穀物用ニューマチックアンローダに免震装置を搭載

日清製粉グループの日清製粉(株)(社長 中村 隆司)及び子会社の日清サイロ(株)(社長 藤井 清彦)は日清製粉鶴見工場(川崎市)の穀物用ニューマチックアンローダ(吸引式荷揚げ装置)に、2005年1月より世界で初めて免震装置を搭載し稼動を開始しました。

1995年1月の阪神淡路大震災で、港湾施設は液状化により護岸等も大きな被害を受け、多くの走行コンテナクレーンやアンローダ設備が護岸の崩壊、地震動により、倒壊・損壊・走行レールからの脱輪等の被害を受けました。

日清製粉でも、東灘、神戸の2工場が被災し、液状化により護岸が崩壊、側方流動(岸壁が海側に崩れ落ちる)が発生し、関連会社のサイロ基礎杭の破断、地震動によるアンローダの倒壊等大きな被害が発生しました。

鶴見工場は日本最大の製粉工場であり、2,150トン/日(24時間稼動)の製粉能力を有し、千葉工場1,350トン/日と共に首都圏、関東、東北へ小麦粉を出荷しております。万一大地震が発生した場合でも、その被害を最小限に留め、小麦粉の安定供給が出来るよう、今回の耐震工事を致しました。

鶴見工場では、すでに2004年3月に業界では初めて護岸周辺に地盤固化による液状化防止対策を実施しており、今回、免震機構(複式ベアリング、スライド機構)を穀物用ニューマチックアンローダに適用しました。現在、ニューマチックアンローダで年間約60万トンの小麦を輸送船から荷揚げしサイロに保管しています。