日清製粉グループの日清製粉株式会社（社長：佐々木明久）は、お客様との会員制コミュニケーションクラブである創・食Ｃｌｕｂ主催で、リスドオル40周年を記念し、パンレシピコンクール「Bread for Next Table」を実施しました。

今般、作り手の個性を引き出す小麦粉「リスドオル」を使った、パン食の可能性が拡がるレシピを募集したところ、9月12日の締切日までに、全国各方面から139作品のご応募をいただきました。
　9月29日に第一次審査（書類審査）を実施し、12作品の入賞者を決定致しました。そして10月24日に12名の一次通過者を対象に、日本パン技術研究所で、第二次審査（実技審査）を実施しました結果、下記の5名の方々が、大賞、準大賞、特別賞およびリスドオル賞に輝きました。

入賞された作品はいずれもおいしさや企画性（テーマの捉え方やコンセプト）、創意工夫はもちろんのこと、実行性に優れ、極めてハイレベルなものでした。おひとりずつ審査員に対して行われたプレゼンテーションでは、素材や技術的なこだわりだけでなく、開発の背景や想い、また、どんな方にどのように食べて欲しいか、という食シーンにまで言及し、ご提案頂きました。リーンなパンだけでなくブリオッシュやデニッシュ、クグロフなど洗練された多様なパンが勢揃いし、入賞者の皆様のレベルの高さとリスドオルの可能性を改めて実感するコンクールとなりました。
　なかでも大賞の（株）ドンク 高良正治氏のバゲット・リュスティックは、軽い食感のクラストにしっとりと口溶けのよいクラム、シンプルなのに風味豊かで噛むほどに広がるおいしさで、審査員一同を感動させるものでした。さらに作業時間の効率化、料理とともに食べるパン、食べやすさなどもしっかり考えられていて、大賞にふさわしい作品でした。

「Bread for Next Table〜パン食の可能性が拡がる未来の食卓〜」をテーマに行った今回のパンレシピコンクールですが、さまざまなアイデアで果敢にチャレンジしてくださった皆様に、深く感謝するとともに、このコンクールがパン業界発展の一助になることを願っております。

＜大賞、準大賞、特別賞２名、リスドオル賞＞

	作　品　名	氏　名	会社名・店名
■大賞	「バゲット・リュスティック」	高良　正治氏	（株式会社ドンク）
■準大賞	「ディモンシュ 〜dimanche〜」	長岩　崇之氏	（ブーランジュリーオーヴェルニュ）
■特別賞	「パン・ド・ミ 　アンリ・カトル/paindeMie Henri IV」	横山　暁之介氏	（ブーランジュリーK．ヨコヤマ）
■特別賞	「オレンジ香るブリオッシュ」	大西　かおり氏	（株式会社石村萬盛堂　セ・トレボン）
■リスドオル賞	「あと　ひとくちだけ！」	鈴木　誠氏	（あこうぱん）

※賞金は大賞作品（1名）が賞金50万円、準大賞作品（1名）が賞金20万円、特別賞およびリスドオル賞（3名）が5万円です。

＜優秀賞７名＞

作　品　名	氏　名	会社名・店名
リスドオル・カンパーニュカレ	山﨑　豊氏	株式会社サンジェルマン
夕暮れの富士	山﨑　弘樹氏	株式会社アンデルセン 京都伊勢丹店
ファンタスティック　リスドオル	保要　信勝氏	ブレドール　金沢店
Conversation （コンベルサシオン）〜語らい〜	小島　秀文氏	有限会社ルパン ルパンベーカーズ
SUNSHINE〜太陽からの贈り物〜	石川　光治氏	株式会社横浜ポンパドウル 川崎店
芽吹き　「めぶき」	出﨑　慎雄氏	株式会社アンデルセン 新所沢パルコ店
クグロフ・サレ・オ・ベシャメリゼ	木村　光男氏	ザ･ペニンシュラ東京

＜パンレシピコンクールの経緯＞

1．募集テーマ：
「Bread for Next Table〜パン食の可能性が拡がる未来の食卓〜」

◆健康…	身体にやさしい、おいしい健康を提案
◆元気…	多忙な日常の、もうひと頑張りを応援
◆癒し…	会話もはずむ、ゆとりある食卓を演出

2．審査方法

1次審査：	9月29日（火）　申込書と写真より書類審査を行い、入賞12名を決定
2次審査：	10月24日（土）　実際に作っていただき、試食を行い、各賞を決定 企画性、実行性、創作性、プレゼンテーション、そしてパンとしてのおいしさの5つの視点から審査

3．審査員

• 社団法人日本パン技術研究所所長／農学博士　井上好文氏
• 「新しい製パン基礎知識」著者　竹谷光司氏
• 料理研究家　信太康代氏
• 創・食Ｃｌｕｂパンレシピコンクール事務局　2名

『創・食Ｃｌｕｂ』とは・・・http://www.e-sousyoku.com/

日清製粉が原料素材メーカーと協力し、製パン・製めんメーカー、リテイルショップ、問屋・販売店の皆様のビジネスをあらゆる角度からサポートする会員制コミュニケーション・クラブです。