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  • 2013年5月23日 "チャレンジドをパティシエに"を支援するプロジェクト 「神戸スウィーツ・コンソーシアム」 菓子とパンの講習会「チャレンジド・プログラムVol.6」

"チャレンジドをパティシエに"を支援するプロジェクト
「神戸スウィーツ・コンソーシアム」
菓子とパンの講習会「チャレンジド・プログラムVol.6」

日清製粉グループの日清製粉株式会社(社長:大枝宏之)は、社会福祉法人プロップ・ステーション(理事長:竹中ナミ)が中心となって2008年に発足した、パティシエ(菓子職人)を目指すチャレンジド(=障がいのある人)を支援するプロジェクト「神戸スウィーツ・コンソーシアム(以下KSC)」を今年も共催して参ります。

■本年も仙台・東京で同時開催

本年も、昨年に引き続き、被災地仙台でKSCを開催することで、復興支援・被災地でのチャレンジド就労支援を後押しします。また、仙台・東京の各講習会場から映像を発信し、2会場のチャレンジドが同時学習するという、遠隔講習会を計6回開催致します。

■講師陣は更に充実

講師には八木淳司マイスター(モロゾフ株式会社)をはじめ、西川功晃シェフ(神戸「サ・マーシュ」)、永井紀之シェフ(東京「ノリエット」)、野澤孝彦シェフ(東京「ノイエス」)、川内唯之シェフ(東京「香川調理製菓専門学校」)、大場武芳シェフ(仙台「メルヴェイユ仙台」)といった方々に加え、本年度より、杉本都香咲シェフ(東京「シェ・トラ」)が新たに参加され、さらに充実した講師陣となります。

■KSCはチャレンジドの自立を支援します

KSCは、チャレンジドの就労の促進や雇用の創出を目指し活動するプロップ・ステーションが、洋菓子発祥の街といわれる神戸から障がい者の菓子職人を育てようと企画した日本で初めての試みです。有名パティシエによる菓子づくりの技術だけではなく、経営ノウハウも学ぶことが出来、障がい者パティシエの自立を支援します。

※チャレンジド…挑戦する使命を与えられた人。米国などで障がい者に対する新しい呼称として用いられる。

■「神戸スウィーツ・コンソーシアム 」概要

菓子とパンの講習会「チャレンジド・プログラムVol. 6」
日時 【第1回】2013年6月15日(土) 
開場・受付 11:30
記者会見 12:00〜(東京会場で開催、仙台会場は中継)
開講式 13:00〜(東京・仙台会場同時開催)
講習会 14:00〜17:00(東京・仙台会場同時開催)
会場 東京会場:日清製粉株式会社 小網町加工技術センター(〒103-8544 東京都中央区日本橋小網町19-12
仙台会場:東北石川食料株式会社 加工技術センター(〒984-015 宮城県仙台市若林区卸町3-6-8)
内容 開講式、西川功晃シェフ(神戸「サ・マーシュ」)による講習
主催 社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社
協力企業 株式会社ADEKA、石川株式会社、オリエンタル酵母工業株式会社、正栄食品工業株式会社、タカナシ販売株式会社、月島食品工業株式会社、福島工業株式会社、丸紅株式会社、三井製糖株式会社、モロゾフ株式会社他多数
後援(予定) 総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、兵庫県、仙台市、神戸市、日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会
事務局 社会福祉法人プロップ・ステーション内KSC事務局 担当:樫本
電話:090-7909-1847
Webサイト:http://www.kobesweets.org/ 新しいウィンドウが開きます
講師プロフィール:八木淳司氏(モロゾフ株式会社 テクニカル・ディレクター)
1951年生まれ。オーストリア国家公認の「製菓マイスター」の称号を持つ数少ない日本人のひとり。 東京の菓子店・軽井沢のホテルベーカー部を経て、1976年オーストリアに渡る。 リンツ、ウィーンの製菓店で修行後、ウィーンヒルトンホテルの副製菓長に就任。 80年にオーストリア国家公認製菓マイスターを取得。 その後、ドイツのレストランやホテルで副製菓長を務めて帰国。 各地の製菓学校などで教鞭をとる。著書に「マイスターのウィーン菓子」(柴田書店)がある。
講師プロフィール:西川功晃氏(神戸「サ・マーシュ」シェフ)
1963年生まれ。広島アンデルセンパン部門を経て青山アンデルセンの菓子部門へ。その後オーボンヴュータン、ドゥース・フランス銀座店、ビゴの店芦屋店、ベーカリー パン・ランドなどに勤務の後フランス遊学。1996年ブランジェリーコムシノワをオープン。1999年ブランジェリーコムシノワ・アンド・オネストカフェをオープン。2010年9月に満を持して神戸北野に自店「サ・マーシュ」をオープンし現在に至る。新しい料理パンの世界、パンの教科書、バラエティパンの教科書、みんなのパン!(いずれも旭屋出版)などの著書がある。
講師プロフィール:永井紀之氏(フランス菓子店「ノリエット」シェフ)
1961年生まれ。辻調理師学校フランス校卒。「オー・ボン・ヴュー・タン」のオープニングスタッフとして入社、2年後渡仏。ヴァランス「ダニエル・ジロー」、グルノーブル「ドゥ・ヴェルバル」、パリ「ミッシェル・ロスタン」、ボンドイゼール「ミッシェル・シャブラン」、スイス・ジュネーブ「ホテル・インターコンチネンタル」、ルクセンブルグ「オーバーワイズ」など、ヨーロッパで6年間過ごしたのち、帰国。1993年より「ノリエット」。著作に「シェフのフランス地方菓子」(PARCO出版)、「フランス菓子職人の仕事パティシエ」(PHP研究所)、「永井紀之 ノリエットのお菓子」(PARCO出版)などがある。
講師プロフィール:野澤孝彦氏(ウィーン菓子店「ノイエス」シェフ)
1972年生まれ。日本橋三越カフェウィーンで菓子作りの基礎を学ぶ。代々木上原「タッツリ」、新宿中村屋「グロリエッテ」を経てウィーンの「オーバーラー」から欧州修行を始める。ウィーンの王室御用達「L.ハイナー」を経て、南ドイツ・ロイトキルヒの「ヴァンディンガー」で製菓チーフを務めながら製パン技術も会得。帰国後、世田谷「ラ・テール」を立ち上げる。1999年横浜市青葉区にてウィーン菓子の店「コンディトライ ノイエス」、2004年には、ドイツパンの店「ブロートカフェ・ノイエス」を開店。2011年、赤坂に「ノイエス」を移転。「ウィーン菓子」(旭屋出版)などの著書がある。
講師プロフィール:川内唯之氏(香川調理製菓専門学校 講師)
1973年新潟県生まれ。高校卒業後、大阪あべの辻製菓専門学校に入学。1993年、卒業と同時に「東京全日空ホテル」に入社。その後東京・八王子の「ア・ポワン」、「パン・パシフィック・ホテル横浜」を経て、1998年「パークハイアット東京」に入社、2007年にペストリー・シェフに就任。2011年より香川調理製菓専門学校講師。
講師プロフィール:大場武芳氏(社会福祉法人鹿島育成園「メルヴェイユ仙台」シェフ)
1964年生まれ。仙台市内のホテルで修行後、1989年仙台国際ホテル入社。依頼23年間シェフを務める。2011年、社会福祉法人鹿島育成学園経営のメルヴェイユ仙台に勤務。宮城県洋菓子協会理事、宮城調理製菓専門学校の外部講師等を務める。
(菓子製造一級技能士)
講師プロフィール:杉本都香咲氏(吉祥寺「シュ・トラ」シェフ)
1971年東京生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校から同校のフランス校へ。91年フランス校卒業後、ローヌ県ヌーヴィル「パティスリー・ソムリュー」、リヨン「パティスリー・ベルナション」にて研修。帰国後「エコール辻東京辻製菓専門カレッジ」、同フランス校を経て99年東日本洋菓子コンテスト(現ジャパンケーキショー東京)「味と技のピエスモンテ」部門で銅賞入賞。01年吉祥寺に洋菓子教室「メ・ザンファン・カプリシュー」開講。06年吉祥寺にカフェ・パティスリー「オ・グルマン・カプリシュー」オープン。著書に「チョコレートの手作りお菓子」(新星出版社)、「はじめまして、お菓子教室」(文化出版局)、「スポンジ生地とタルト生地」(株式会社地球丸)などがある。
【日程】
第1回 6月15日(土) 開講式 西川功晃シェフ(仙台・*東京)
第2回 7月20日(土) 野澤孝之シェフ(*仙台・東京)
第3回 8月24日(土) 杉本都香咲シェフ(仙台・*東京)
第4回 9月21日(土) 川内唯之シェフ(*仙台・東京)
第5回 10月26日(土) 永井紀之シェフ(仙台・*東京)
第6回 11月16日(土) 大場武芳シェフ(*仙台・東京)
修了式・成果発表会 11月26日(火) 仙台国際ホテル

*はメイン会場