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人材育成と人事評価
社員の能力・意欲を育て、仕事のなかで活かし、能力・意欲・業績を公正に評価し、処遇します。
私たちの基本姿勢
会社の成長・発展は、個々の「社員」の成長とともにあります
当社グループでは、人事の基本理念として、「人間尊重」と「相互信頼」を掲げ、「会社と社員は成長と発展を共有するパートナー」であると考えています。
- 人材育成
- 時代の変化に即応して常に新しい課題を設定し、それに果敢にチャレンジして着実にやり遂げていくことのできる人材育成を目指しています。
- 人事評価
- 能力主義に基づき、社員一人ひとりの能力・技量、仕事への取組みとその成果を公正に評価しています。また、目標管理制度を通じて評価の透明性や社員の納得度を高め、その結果を処遇に反映することで、意欲の高揚を図っています。
- 能力向上のサイクル
- 社員の能力は多様な人材育成の仕組みを通して向上し、仕事のなかで活かされ、評価されます。評価の結果は処遇に反映するだけでなく、次のステージへステップアップするための育成材料として活用しています。
人事制度の全体像の概念図

人材育成の仕組み
当社グループでは、社員が各階層で必要なスキルやマインド、能力を高めていくための「階層別研修」、次世代の経営人材育成のための「事業経営者育成プログラム」、社員の自律的なキャリア形成や学びを後押しする「自己啓発支援プログラム」等の各研修体系を整備しています。
全社参加型研修、スキル・業務別研修
新入社員から管理職まで、それぞれの社員の階層もしくは業務内容に応じて必要とされる能力の開発とスキル・知識の習得を目指しています。
経営人材の育成
次世代の経営人材の早期育成を目的とした「事業経営者育成プログラム」を実施しています。2018年度より本プログラムの取組の一つとして「N-Map(Nisshin Manager’s Advanced Program)」をスタートしました。ビジネススキルの習得や課題解決プロセスの実践、経営者マインドの獲得を目的とした研修となっており、当社グループにおける新規事業の提案やビジョンスピーチ(経営リーダーとして自身の果たすべき役割・目指す姿の発表)を行っています。過去の新規事業提案の中には、実現に向けて具体的な検討が進んでいるテーマもあり、こうした一連の取組によって、自ら会社のことを真剣に考え、繰り返し提案し続けていく文化を醸成しています。
なお、2021年度の事業経営者育成プログラムにおける各研修には、計51名が参加しました。
自らキャリアを切り開く支援施策
社員一人ひとりの自律的なキャリア形成を支援しています。そのために、集合研修で自身の強みや今後のキャリアを考えるキャリア研修・役員面談、社員自らが学ぶ姿勢を支援する自己啓発支援プログラム(N-College)を用意しています。
専門能力育成の推進
グローバルな人材の育成
グローバル人材の層を厚くし、グループの国際化促進を目的とした「語学力向上支援制度」を設けています。グループ全体の英語力のベース構築として、TOEIC受験義務化期間や受験義務部署の設定を行っています。さらに、TOEICの基準をクリアし、実務で使用する可能性の高い社員を対象とした「グローバル人材育成研修」「国内大学への語学研修派遣」「海外インターンシップ」等により、社員の語学力向上に注力しています。
その他、国内外の大学・大学院・研究所等に社員を派遣し、高い語学力をベースに、グローバルに活躍出来る人材を育成する「国内外派遣制度」を設けています。
デジタル人材の育成
社員のデジタルリテラシー向上を目指し、全社員を対象としたデータ活用の基礎を学ぶセミナーの配信や、自己啓発支援プログラム「N-College」におけるデジタル学習コンテンツの拡大等の取組に加え、新入社員研修においてもデジタル関連のプログラムを設けています。今後もプログラムを随時拡充し、デジタル化の原動力・機動力となる人材の育成に注力していきます。
技術系人材の育成
グループ内に技術系の人材委員会を設置し、専門分野ごとに系統的な能力開発を推進しています。
人材委員会では専門性の高い研修を実施するほか、資格取得の推進、外部研修派遣などを通じてグループとしてバランスが取れた技術力及び研究開発力の強化を実現しています。
研修制度
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
研修時間(時間) | 47,743 | 39,034 | 54,011 |
1人当たり(時間) | 15.5 | 12.7 | 18.1 |
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
研修費用(百万円) | 177 | 114 | 240 |
1人当たり(千円) | 57.4 | 37.0 | 80.4 |
※2019、2020年度は共通研修のみ(各社が独自に実施した研修分は含まない)
2021年度は共通研修に加え、グループ各社の各部署で独自に実施、参加した研修分も含めて算出している
対象範囲:(株)日清製粉グループ本社、日清製粉(株)、(株)日清製粉ウェルナ、日清ペットフード(株)、日清ファルマ(株)、日清エンジニアリング(株)、オリエンタル酵母工業(株)、(株)NBCメッシュテック、(株)日清アソシエイツ、日清サイロ(株)、日清製粉プレミックス(株) ※日清ペットフード(株)は2020年度まで
全員参加 |
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スキル・業務別 |
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技術能力向上 |
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キャリアアプローチ・自己啓発支援 |
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人事評価の仕組み ─目標管理制度の運用─
当社グループでは、公平・公正な評価の実現を図る仕組みとして、目標管理制度を導入しています。社員は目標の設定と成果の振り返りを行う上司との面談を実施します。設定する目標は、経営計画を踏まえて各人の個別目標に落とし込むことにより、具体的に設定されます。上司は目標の実行段階で部下の職務遂行状況を観察し、コーチによる日常的な育成を実施します。振り返り面談では、目標達成度の自己評価や成果をあげたプロセスについても確認します。面談の結果は公正に評価に反映されています。