日清製粉グループ(株式会社日清製粉グループ本社 社長:見目 信樹)が支援している公益財団法人食生活研究会(理事長:正田 修)は、本年9月8日(水)に、第29回「食と健康」講演会をインターネットによるライブ配信で開催します。
1941年に発足した公益財団法人食生活研究会では、「健康で豊かな食生活の向上に寄与する」ことを目的に、食料及び食生活に関する研究者または研究機関への助成、講演会等の開催及び講演会記録誌等の刊行、海外からの留学生に対する支援等を行っています。その一環として、「食と健康」講演会を毎年開催しています。
- 日時:2021年9月8日(水) 14:00~16:00
- テーマ:
〈第一部〉研究報告
- 「未知の食品に対する受容を促すマーケティング・コミュニケーション」
発表者:峯尾 圭 氏(近畿大学経営学部商学科 特任講師) - 「身体運動と高タンパク質食摂取は骨格筋の鉄蓄積を抑制するか」
発表者:東田 一彦 氏(滋賀県立大学人間文化学部生活栄養学科 准教授)
「腸における共生と食による免疫機能の発達」
講師:辻󠄀 典子 氏(十文字学園女子大学人間生活学部食品開発学科 教授) - 「未知の食品に対する受容を促すマーケティング・コミュニケーション」
- 参加料:無料
お申込み方法:以下のリンクもしくはQRコードよりお申込み用サイトにアクセスして頂き、必要事項を入力頂きお申し込み下さい。
辻󠄀 典子 氏
十文字学園女子大学人間生活学部食品開発学科 教授
1985年3月 | 東京大学 農学部 農芸化学科卒業 |
1987年3月 | 東京大学大学院 農学系研究科修士課程 修了 |
1987年4月 | 農林水産省畜産試験場・研究員 |
1997年4月 | 農林水産省家畜衛生試験場・生体防御研究グループ主任研究員 |
2001年4月 | (独)農業生物資源研究所・生体防御研究グループ主任研究員 |
2004年3月 | (独)産業技術総合研究所 年齢軸生命工学研究センター・免疫恒常性チームリーダー |
2015年4月 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所・バイオメディカル研究部門 免疫恒常性研究特別チーム長・上級主任研究員 |
2020年4月 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所・細胞分子工学研究部門 健康機能研究グループ・免疫恒常性研究特別チーム長・上級主任研究員 (2021年3月退職) |
2021年4月 | 十文字学園女子大学人間生活学部食品開発学科 教授 日本大学医学部病態病理学系微生物学分野 客員教授 現在に至る |
主な著書:
- 腸の機能と健康:食品免疫学事典,食品免疫学会編, 朝倉書店(2021年9月刊行予定)
- 醗酵食品による腸内環境の最適化とアレルギー予防:ヒトマイクロバイオーム研究最前線 -常在菌の解析技術から生態、医療分野、食品への応用研究まで-,服部正平 監修, エヌ・ティー・エス,2020
学位:農学博士(東京大学)1995年2月13日
受賞歴:日本食品免疫学会(JAFI)学会賞 2014年
1941年、日清製粉株式会社の創始者・正田貞一郎は、農産物に関する化学的研究促進のため、「研究機関または研究者に対する援助」等を行うという趣旨のもと、財団法人農産化学研究会を設立しました。設立時には学会の権威である鈴木梅太郎、坂口謹一郎、水島三一郎各先生が理事となり、初代理事長に正田貞一郎が就任しました。
戦後、食生活の実態が戦前とは著しく変容することとなり、これに鑑み、財団法人農産化学研究会は、主な事業目的を「食糧の構成と食生活に関する科学的調査研究」とし、名称も「財団法人食生活研究会」と改称しました。
また、2013年4月に公益法人制度改革による公益認定を受け、名称を「公益財団法人食生活研究会」に、目的を「健康で豊かな食生活の向上に寄与する」に変更しました。
当財団は創設以来、「食」に係る研究者・研究機関等を対象とした研究助成や講演会の開催を長年にわたり行い、2013年度からは海外留学生への支援を事業目的に加え、公益事業を行っています。歴代の理事長は、正田貞一郎、渋沢敬三元大蔵大臣、山際正道元日銀総裁、正田英三郎元日清製粉㈱名誉会長相談役、藤巻正生東京大学名誉教授の諸氏であり、現在は正田修㈱日清製粉グループ本社名誉会長相談役がその任に当たっています。
当講演会のお申し込みに関する
お問い合わせ先
公益財団法人 食生活研究会
担当:宮村、齋藤
東京都文京区根津1丁目4番6号
電話:03-5834-7851
この件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社日清製粉グループ本社
総務本部 広報部 担当:神田・徳田
電話:03-5282-6650
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