夏バテ気味の豚の発育と肉質を改善
豚用混合飼料「マルニク・エネル源」新発売

日清製粉グループの日清飼料株式会社(社長 福嶋 宣)は、パーム油由来の特定脂肪酸を選択的に分離製造した融点の高い中性脂肪タイプの油脂を配合した豚用のエネルギー補給、肉質改善混合肥料「マルニク・エネル源」を開発、本年6月より発売いたします。
 今回当社が開発した「マルニク・エネル源」は、植物性特殊粉末油脂、酵素、ビタミンE、クエン酸を組み合わせた混合飼料で、飼料に配合して与えることにより、夏場の肉豚の発育と肉質を改善します。同商品の特長は、植物性特殊粉末油脂でエネルギーを供給し肉質(背脂肪厚と融点を高める)を改善、酵素で栄養素の利用性を高めるとともに栄養吸収補給効果が期待できます。また、抗酸化作用・膜成分の酸化防止によるドリップ減少効果があるビタミンE、嗜好性を向上しエネルギー効率の改善に繋がるクエン酸を配合しています。

夏季高温時では、肉豚に大きなストレスをもたらし、「食下量低下」、「消化能力低下」、「発育低下」、「要求率低下」などの原因となり、肉豚を飼育する農家にとっては「出荷日延長」、「豚舎回転率悪化」という深刻な問題を引き起こします。更に、高温によるストレスは、発育不良や肉質低下などの影響を及ぼします。当社では、猛暑による経済的な損失を改善するために、より効率的の良いエネルギー補給の混合飼料として、「マルニクエネル源」を開発した次第です。

◆新製品概要
●商品名: 豚用混合飼料 「マルニク・エネル源」
●原材料: 植物性粉末油脂、クエン酸、二酸化ケイ素
●包装: 20kg紙袋
●価 格 10,000円/20kg
●特長:
パーム油由来の特定脂肪酸を選択的に分離製造した融点の高い中性脂肪タイプ油脂を配合した豚用のエネルギー補給配合飼料
複合酵素の働きで消化吸収を助け発育を改善
クエン酸を配合して嗜好性を高め、食下量を改善
肉締まり、薄脂対策として使用可