粗粉の少ないシャープな粒度分布を可能にする
気流式微粉砕機「スーパージェットミル/SJ」新発売

日清製粉グループのプラント・機器メーカーである日清エンジニアリング株式会社(社長 渡邊 陽寛)は、2段階の分級機構によって、粉体の大きさを揃えながら、数μmまで粉砕できる粉体微粉砕機「スーパージェットミル/SJ」を開発し、本年10月より新発売いたします。

この「スーパージェットミル/SJ」は、従来の旋回流型ジェットミルに高性能の分級機能を持たせ、粉砕ゾーンと分級ゾーンを分けることで、粉砕の効率化および分級の高精度化を達成します。この効果によって、カラートナーから食品まで様々な粉体を、粒子の大きさを揃えながら数μmまで砕くことができます。また、粗粉の混入を抑えることによって、従来より更に微粒子化することが可能になります。

同製品を利用することで、小麦粉、緑茶などの食品から、樹脂、セラミックスなど様々な分野の粉体の微粉化が可能です。特に、カラートナーなど平均的な粒径だけでなく、粒度分布のシャープさが要求される物質の粉砕に適しています。

なお、当社では、本年10月21日から24日までの期間、インテックス大阪(南港)にて開催される『国際粉体工業展』に「スーパージェットミル/SJ」を出展いたします。

■「スーパージェットミル/SJ」商品概要

【メカニズム】

(1)粉砕および1次分級
イジェクターによって吸引・分散投入された原料(粉体)を、ノズルから噴射される超高速ジェットによって、加速・衝突を繰り返すことによって粉砕します。この粉砕ゾーンでは、粉砕と同時に気流の施回流によって、粒子に遠心力による分級作用が働きます(1次分級)。大粒子は粉砕ゾーンに留まり、高速ジェットよる粉砕が繰り返し行われ、小さくなった粒子は、気流とともに粉砕ゾーンから内側の分級ゾーンに進みます。

(2)高精度分級(2次分級)
分級ゾーンでは、粉砕ゾーンで分級しきれなかった粒子を再分級します。分級ゾーンの独特な形状が、粉砕ゾーンで生じた気流・粒子の乱れを緩和することで、施回流を安定化し、精度の高い分級を可能にします。ここで分級された粗粉は、遠心力によって粉砕ゾーンに戻されて、再び粉砕されます。このように粒子は粉砕と分級の作用を何度も受け、粗粉の少ないシャープな粒度分布を持った製品として、装置中央の出口管から気流とともに排出されます。

【特長】
○2段階分級機構で、数μmまでシャープに粉砕できる
○粗粉の混入を抑えることによって、従来より更に微粒子化が可能\
○機内の不要なスペースを減らし、粉の堆積や付着が減少
○オールステンレス製で、全ての部品の水洗いを可能にし、分解・洗浄が容易

【仕様】

型式 使用空気量
(m3/min)
寸法
奥行[mm]×高さ[mm]
装置重量[kg]
スーパージェットミルSJ-100 〜0.2 φ160×140 5
スーパージェットミルSJ-500 〜0.8 φ320×180 27