日清製粉グループ 中間連結決算

増収増益を達成。通期業績も増収増益、売上高・経常利益は過去最高を更新の見込み。
[160期中間連結決算]

株式会社日清製粉グループ本社(社長 正田 修)の160期中間連結決算は、売上高は2,296億49百万円(前年同期比13.8%増)、経常利益108億48百万円(前年同期比20.0%増)、中間純利益52億70百万円(前年同期比0.6%増)の増収増益となりました。

当社関連の業界におきましては、販売競争がますます激しさを増す中にありましたが、主力の製粉事業,加工食品事業において新製品の開発・投入など拡販策とコスト削減に努めました他、本年4月にオリエンタル酵母工業(株)の連結子会社化を実施いたしました。また、配合飼料・ペットフード・健康食品事業において付加価値製品の販売促進に継続して取り組むなど、着実な営業活動を進めたことにより、業績が大きく向上いたしました。

当中間配当は一株当たり4.5円を実施いたします。

[160期通期連結業績予想]

当社は下期においても配合飼料事業での経営統合施策を実施するなど、グループ内外との連合による事業戦略をさらに推進すると同時に、製粉・加工食品・健康食品事業を中心に新技術の導入による新製品の投入、商品力・提案力のさらなる強化を図るなど市場ニーズを的確にとらえて出荷伸張とデフレ対応を着実に進め、企業価値の極大化を目指していきます。

その結果、通期連結業績は売上高4,340億円(前期比7.9%増)、経常利益222億円(前期比11.4%増)と過去最高を更新する見込みです。

[160期中間連結キャッシュ・フロー]

キャッシュ・フローは、重点領域への積極的な設備投資や情報化投資、前期末配当の増配などを実施いたしましたが、連結子会社増に伴う収入増加などにより、手元資金は長期運用資金を含め、72億16百万円増加し、592億1百万円となりました。