製粉ミュージアムが「2013年度グッドデザイン賞」を受賞

株式会社日清製粉グループ本社(社長:大枝 宏之)の企業文化施設“製粉ミュージアム”は、このたび、2013年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

製粉ミュージアムは当社発祥の地群馬県館林市に昨秋開館した、製粉(小麦・小麦粉)をテーマとする企業ミュージアムです。歴史的洋風木造建築物である旧製粉記念館を明治創業期の姿へ忠実に復元する考えの下、最新の免震構造を採用して新しく製粉ミュージアム本館として蘇らせました。創業者精神や1世紀以上に亘る当社の歴史をテーマにした展示館です。

また、歴史を語る本館と対比的にデザインしたレンガと木を用いたシンプルな新館は、周囲の日本庭園の景色に融けこんだ静かな品のある意匠となっており、最新の小麦粉づくりに関する情報発信型の展示館として機能しています。

今回、施設全体が調和の取れた意匠を構成しており、地元の観光資源や広く社会教育資産として価値のある企業ミュージアムであることが高く評価されました。

【受賞内容】
受賞施設名称 製粉ミュージアム
〒374-0052 群馬県館林市栄町6-1
TEL:0276-71-2000
http://www.nisshin.com/museum/ 新しいウィンドウが開きます
施設運営社
株式会社日清製粉グループ本社
設計デザイン社 清水建設株式会社(設計本部教育文化施設設計部 鈴木健夫氏)

【「グッドデザインエキシビション2013」で紹介】

グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2013」で製粉ミュージアムが紹介されます。

会期 2013年10月30日(水)〜11月4日(月)
会場
東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
主催

公益財団法人日本デザイン振興会

GOOD DESIGN AWARD 2013

【グッドデザイン賞について】

グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は39,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。

製粉ミュージアム本館

製粉ミュージアム全体概観