社会の健康を支えるには
まず社員から!
日清製粉グループの健康経営とは?

社会の健康を支えるにはまず社員から!

注目が年々高まっている「健康経営」。
日清製粉グループでは、社員の健康を会社の最優先事項の1つとして考え、
社員が自ら活き活きと活躍できるよう支援を始めている。
「健康」を支え「食のインフラ」を担う企業としての「健康経営」への想いや取組みを、
推進担当である高橋さんに聞いた。

※ 従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的な取組み。従業員の活力や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、
結果的に業績向上や株価向上につながると期待される(経済産業省HPより)

高橋 総子

PROFILE

株式会社日清製粉グループ本社総務本部 総務部 主査 健康経営推進担当

高橋 総子

2019年キャリア入社。前職では人事部に所属し、健康経営に加え、働き方改革・労務・ダイバーシティ推進等を担当。健康を通じた社員のキャリア支援に取り組みたいと日清製粉グループ本社に入社。国家資格「キャリアコンサルタント」も保有。プライベートでは、沖縄とワインをこよなく愛する2児の母。

大人気!しっかり食べて健康志向の
「スマートミール」

スマートミール

日清製粉グループ本社、神田錦町本社ビルの社員食堂。定食やカレー、麺類等、豊富なメニューが揃い、お昼時は社員でにぎわっている。

2つある日替わり定食のうち、A定食が「スマートミール」。実はこれが健康経営の取組みの1つだ。「スマートミール」は、「健康な食事・食環境」コンソーシアムが認証する定食だ。主菜と2つの副菜にご飯、と男性も満足できるボリュームがありながら、カロリーや塩分は控えめ。野菜もたくさん取れるバランスの良い献立になっている。社員からの評判は上々で、日によっては早々に売り切れてしまい、提供食数を増やしてほしいという声も上がる。

グループの健康経営推進を担当する高橋さんは、健康志向のメニュー導入を進めた経緯をこう振り返る。

「神田錦町本社ビルのほかに日本橋小網町ビルの社員食堂でも「スマートミール」定食を提供しています。この本社地区のBMI値の平均が少し高めで、よりヘルシーな食事を提供したいという考えから始まりました。スマートミールだからといって、味の妥協はしていません!やはり食品メーカーなので、おいしさを保ちながら健康志向のメニューにしたいと思い、食堂会社の方々にも協力をお願いしました。」

このほか、食物繊維が多く取れる「全粒粉入りうどん」を神田錦町本社ビル・日本橋小網町ビルと各地の工場の社員食堂でも提供。また過去には、「内臓脂肪をためにくい食事プログラム」の開催や、野菜の入ったスムージーを間食代わりに提供するなど、社員食堂を通した施策を進めてきた。

※ 特定非営利活動法人日本栄養改善学会、一般社団法人日本糖尿病学会等、13の学会から構成されるコンソーシアム。神田錦町本社ビル及び日本橋小網町ビルは「健康な食事」(通称:スマートミール)を提供する「健康な食事・食環境」の認証を取得している

「健康」を支え「食のインフラ」を
担う企業だからこそ

日清製粉グループが健康経営に本格的に力を入れ始めたのは、2019年。それまでも健康・安全の取組みには力を入れてきたが、長期ビジョンの目指す姿として、“未来に向かって「健康」を支え「食のインフラ」を担うグローバル展開企業”を掲げたことがきっかけとなった。

「食と健康は切っても切り離せないので、食品メーカーとしてお客様に健康を届ける私たち自身が健康でありたい。従業員が「健康」であり活き活きと働いている、会社はそれを支援するということです。」

2019年7月に「日清製粉グループ健康宣言」を出し、「働く環境」「身体のケア」「メンタルヘルスケア」を3つの柱と位置付けて、食だけでなく、運動・睡眠等さまざまな切り口でプログラムの提供を始めた。初年度は特に、「健康を意識する雰囲気づくり」と「3つの柱に興味を持ってもらうこと」を主眼に置いたという。

「健康経営の施策は、もともと健康に関心のある層が興味を持ってより健康になるけれど、無関心層はそのまま、となる傾向が多いので、まずは、会社が「従業員の健康が重要」と言い出しているよね?と全体へ伝えることを意識しました。社会に健康をお届けするだけではなく、“健康な”私たち従業員が社会に健康をお届けするべき、ということを気付かせる雰囲気づくりですね。「周りがやっているから自分も少し健康に気を付けないといけないかな!」と思ってもらいたいなと。」

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詳細は「健康経営」ページへ

成功のポイントは
「自分で決める」こと

従業員の生の声を聞き、次の取組みに活かすため、プログラム後には必ずアンケートを実施している。そのなかで高橋さんが必ず入れるのが、「プログラムに参加して、明日からあなたは何を始めますか?」という問いだという。

「研修等でも一緒ですが、受講して完了!で、いつもの職場に戻ると内容を全部忘れてしまう…というようなことがありますよね。せっかくやったなら、明日から何をする、ということを自分の決めごとにして実行してもらうために聞いています。結局は自分がやろうと思わないと続かないですから。少し手を伸ばせばできそうなことを目標として設定し、スモールサクセスを重ねて、自身の健康の維持増進につなげる気付きを得てもらいたいと思っています。」

さまざまな施策を積み重ねた結果は、外部からの評価という形でも表れている。経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2021(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定された。

「数値目標も設定してはいますが、やはり日清製粉グループの健康経営のゴールは、「会社が自分たちの健康をちゃんとサポートしてくれている、支援してくれている」という風に従業員が感じてくれること、そして従業員が自ら健康に前向きに取り組む状態を作ることだと思います。多くの従業員に響く施策を考えることは難しいですが、だからこそやりがいがあります。」

経済産業省が実施する「健康経営度調査」において、これまでの当社の健康経営に関する取組みが評価されたことから、2021年3月に「健康経営優良法人(大規模法人部門 ホワイト500)」に認定されました。