東日本大震災復興支援活動

日清製粉グループの想い

東日本大震災以降、日清製粉グループでは企業理念に基づき、災害で被災や避難した方々が1日でも早く、健康で豊かな生活を再建することを願い、復興支援活動に継続的に取り組んできました。また、社員ボランティアも被災地を訪れ、地元の方々と交流を大切にした交流活動を実施しています。

取組み

(株)日清製粉グループ本社 総務本部 総務部が中心となり、NPOとの渉外・調整、社員へのボランティア活動のコーディネート、現地理解のためのセミナー開催等を行っています。

この体制のもと、「豊かな生活づくり」「福祉・ダイバーシティ」「なりわい・にぎわい」の3つを柱として、地元非営利活動団体と協働で活動しています。

  • 女性の活躍を支援
  • コミュニティ活動の担い手育成
  • 子どもの遊びの機会提供
  • 未来パスポートプログラムに協賛
  • 福祉作業所への技術支援・販売支援
  • オーガニックコットン・プロジェクトへの支援
  • 被災地産品の社内販売・共同購入

豊かな生活づくり

住民のつながりを取り戻し、住みよい地域社会にしていこうとする共同活動を継続的に支援しています。

女性の活躍を支援

地域のママたちが中心となって立ち上げたNPO法人石巻復興支援ネットワーク「やっぺす!」は女性、子どもや若者が主役になって活躍できる石巻を目指し、さまざまな活動を展開しています。

当社グループは、ママたちのつながりを支援する「やっぺす!ママのわスクール」の一講座として開催する料理教室「ふれあいキッチン」に協賛しております。本年度は、新型コロナウイルスの影響により、オンラインにて実施いたしました。「ふれあいキッチン2020」では日清カメリヤと石巻の地域の特産物を使用したパン作りを実施しました。

行事名 開催日 主催・協力・後援
ふれあいキッチン2020 2021年2月22日 NPO法人石巻復興支援ネットワーク

子どもの遊びの機会提供

子どもたちが、子どもらしく遊んだり、さまざまな情報を得て自分らしく成長するための機会を提供する団体に協力しています。

日清製粉グループ本社は、「母と子のネイチャースクール」に協賛しています。本年度は新型コロナウイルスの影響により現地での開催が難しいため、これまでの参加者をオンラインでつなぎ、「母と子のネイチャースクール同窓会」を開催しました。日清カメリヤと只見町の食材を活用した母と子のネイチャースクールシンボルメニューの”パンツェロッティ”を紹介したり、只見町や尾瀬の秋や冬の風景を動画で鑑賞しながら母と子のネイチャースクールを振り返りました。

行事名 開催日 主催・協力
母と子のネイチャースクール同窓会 2021年3月7日 主催:公益財団法人日本自然保護協会
協力:小池桂子(シンボルメニュー開発、調理)、福島拓弥(動画撮影、製作)、株式会社日本食糧新聞社

福祉・ダイバーシティ

福祉作業所への技術支援・販売支援

福島県双葉郡は東日本大震災による津波と原発事故の影響で、いまだ住居が制限されている地域も少なくありません。「魔法のお菓子ぽるぼろん」は、長期の避難を余儀なくされている福祉事業所と、被災した障がい者たちに「安心できる居場所」と「安定した仕事」を作ろうと、「NPO法人しんせい」をはじめ13事業所(利用者約200名)が協力して、2014年度に立ち上げたブランドです。
それぞれの強みを活かし、5つの事業所がお菓子を焼き上げ、それ以外の事業所が箱詰めや販売活動を担当しています。
当社グループは2014年の職員や利用者への技術研修や厨房機器寄贈をはじめ、社内共同購入などによって継続的に支援しています。
当NPO法人は2017年12月26日、持続可能な開発目標推進本部が主催した「第1回ジャパンSDGsアワード」において内閣官房長官賞を受賞しました。

受賞報告の様子
NPO法人しんせい
事務局長
富永美保さん

このように栄えある賞を受賞できましたのも、ひとえにみなさまのお力添えのお蔭です。震災後のふくしまにお心を寄せてくださり、7年近く経ってもなお、陰に日向に支えてくださる皆様の応援に心よりお礼申し上げます。

ポルボロンはスぺインの伝統的な祝い菓子。ほろほろと溶けてしまう食感と口に広がるシナモンの香りが特徴です。
クリスマスカードをセットしたパッケージを社内販売しました。

なりわい・にぎわい

ふくしまの農業を未来へ紡ぐ、オーガニックコットン・プロジェクトへの支援

いわき市を中心とした地域では、東日本大震災の地震による被害や津波による塩害、原発事故による風評によって、生産者が農業を断念するケースも多く見られました。そこで、「いわきおてんとうSUN企業組合」は地域の農家や首都圏からのボランティアと協力し、無農薬にこだわって和綿「備中茶綿」を育て、収穫した綿花をTシャツや手ぬぐい、タオル等に製品化する「ふくしまオーガニックコットン・プロジェクト」に2012年から取り組んでいます。
当社グループは、同プロジェクトに2014年からボランティアを派遣し、継続的に栽培活動を支援しています。このプロジェクトが持続可能な地元経済の発展や地域の生物多様性を保全、持続可能なライフスタイルの普及、手工芸による女性や障がい者の社会参加につながることを期待しています。

被災地産品の社内販売・共同購入

当社グループでは、東日本大震災被災地支援の一環として、当社グループがこれまでに復興支援に携わった岩手県、宮城県、福島県の事業者・生産者の物産を中心に、被災地域の産業や観光再生を継続的に応援することを目的に社内販売会や共同購入に取り組んでいます。

開催日・実施時期 実施場所 販売者と品目
2020年12月17日・18日 日清製粉グループ神田本社ビル、小網町ビル NPO法人しんせい
「魔法のお菓子ぽるぼろん」・手作りマスク社内販売
2020年11月27日・28日 日清製粉グループ神田本社ビル、小網町ビル 一般社団法人トナリノ
りんご社内販売
2019年12月2日 NBCメッシュテック本社 一般社団法人SAVE TAKATA
社内販売会
2019年11月28日・29日 日清製粉グループ神田本社ビル、小網町ビル 一般社団法人SAVE TAKATA
社内販売会
2018年11月28日・29日 日清製粉グループ神田本社ビル、小網町ビル 一般社団法人SAVE TAKATA
社内販売会
2018年1月7日 日清製粉グループ神田本社ビル みやぎセルプ協働受注センター
熊本県・宮城県の福祉事業所の食品・雑貨
2017年12月 日清製粉グループ(全社) NPO法人しんせい
「魔法のお菓子ぽるぼろん」クリスマスセット
2017年11月30日 日清製粉グループ小網町ビル 一般社団法人SAVE TAKATA
岩手県陸前高田市の地元産品(食品)
2017年11月29日 日清製粉グループ神田本社ビル 一般社団法人SAVE TAKATA
岩手県陸前高田市の地元産品(食品)
2017年8月24日
〜9月22日
日清製粉グループ神田本社ビル、小網町ビル、大阪オフィス いわきおてんとSUN企業組合
タオル、手ぬぐい

一般社団法人トナリノ(旧法人名SAVE TAKATA)(岩手県陸前高田市)の岩手県陸前高田市の地元産品の社内販売においては、認定NPO法人育て上げネット(東京都立川市)と協働し、同団体が若者に提供する就労基礎訓練プログラムを受講するジョブトレ生が販売業務の一部を担いました(本年で6回目)。

東日本大震災から10年…講演会「3.11を学びに変える」をオンラインで開催

東日本大震災を風化させないこと、防災についてあらためて考え、防災意識を高めることを目的に、社内講演会を開催しました。講演会では多くの教職員と児童が犠牲になった大川小学校での出来事から「平時の備え」の大切さについて学びました。
(講師:スマートサプライビジョン特別講師 佐藤敏郎氏)

過去の取組み