アプリコットと生ハムとマスカルポーネのバゲットサンド

新しい組み合わせのサンドイッチを作りたい!と思った時、私が最初に考えるのは定番のアレンジです。例えば、基本のジャンボン・フロマージュ。ジャンボン(ハム)とフロマージュ(チーズ)の種類をかえるだけでイメージがガラッと変わるんです。

今回のメニューはこちら。ハムを「生ハム」に、チーズを「マスカルポーネ」に置き換えたものがベースです。さらに、アクセントとなる「アプリコットジャム」をプラスすることで、甘味、酸味、塩味のバランスが絶妙なおしゃれな味わいに変身します。シンプルなグリルドチーズサンドイッチやジャンボン・ブールもおいしいけど、アクセントのもうひと味が加わると、味わいに奥行きが出てきますね。

おいしいサンドイッチの基本は「パン+メイン食材+アクセント食材」!お気に入りのアクセント食材で、自分だけのとびきりの組み合わせを探すのもたのしいものです。


今回の主役とおもな具材

今回の主役とおもな具材 今回の主役とおもな具材

材料(1人分)

バゲット
1/3本
生ハム(プロシュート)
1枚
マスカルポーネ
30g
アプリコットジャム
15g

作り方

  • バゲットは横から切り込みを入れ、下側の断面にマスカルポーネを少量塗る。
  • 生ハムをはさみ、生ハムの上にマスカルポーネとアプリコットジャムを順にのせる。

おいしさのポイント

アプリコットジャム

世の中にはいろいろなフルーツの、いろいろな組み合わせのジャムがありますが、私が一番好きなのはなんといっても「アプリコットジャム」!アプリコットって、そのままだと酸味も甘味もぼんやりしているのですが、甘く煮るとキリッと爽やかな酸味が際立って、魅力的なおいしさになるんです。バター、マスカルポーネ、ヨーグルト等、乳製品との相性も抜群です。いつものジャムに飽きたら、アプリコットジャムを試してみてくださいね。

アプリコットジャム

スタイリングと撮影のポイント

スタイリングもシンプルに!

サンドイッチを撮る時に、いろいろな小物を置きたくなってもグッと我慢。被写体がシンプルなのでスタイリングもシンプルにして、食材を引き立たせましょう。今回のメニューは「アプリコットジャム」がポイントなので、存在感が出るように瓶ごと添えてみました。ラフにスプーンですくって中身をしっかり見せながら作業中の雰囲気も出しています。トレーとスプーンはパリの蚤の市で買ったもの。あえて磨かずそのまま使いました。

スタイリングもシンプルに!

#シンプルイズザサンド